今回は美味しいEnglish!

英語で説明しにくいものをなんとかしようシリーズです!

 

 

今回はかつお節!

 

 

 

昆布と並んで、だしには欠かせないかつお節。

 

でも、昆布と同じぐらい外国人には馴染みがないものでもあります。

とくに欧米系の人にとっては、あまりに文化が違うので、一体なんなのか想像もつかない様子。

 

 

かつお節は英語で

Bonito flake

Shaved bonito flake

と言います。

 

が、Bonito(カツオ)という魚がわからない方も結構いらっしゃいます!

そういう場合はFISH! Red meat fish! で大雑把に説明。

 

 

魚の説明ってほんとに悩ましいですよね。

翻訳名を言っても、相手が理解できなかったら意味がないですし。

翻訳すると、価値が下がってしまうこともあるし。

 

例:日本人に鯛は高級魚だけれど、Sea breamと伝えたら、アジくらいの価値に。。。

 

なんとかわかりやすく、美味しく伝える工夫を心がけてます!

 

 

まず、

見たことがないものを説明するには、実物を見せるのが一番!

 

ということで、Osaka Kitchenでは、最初にかつお節だけを出して味見をしてもらっています。

このときよく言われる感想が

 

”I ate this already! Dancing on Takoyaki, right?”

これ、食べたことある! たこ焼きの上で踊ってたのでしょ?

 

というもの。

 

熱で動くかつお節にはdanceっていう単語を使うんですね。

まさに目からウロコ!

 

”I thought it was fried onion!”

揚げた玉ねぎかと思ってた

 

って、なんでやねん!!!

 

確かに、サラダのトッピングによく使われるフライドオニオンと、かつお節、色も形も似てますね。

それにしても斬新な間違え方!

 

 

かつお節の味見の後は、削る前のかつお節を見せて説明します。

もちろん実物登場!

 

 

 

 

 

Is this fish??? It's like a wood! 
これ魚? 木みたい!
 
かつお節を手にして、いう人も。
そりゃ驚くでしょうね。
 
”Imagine, that our grandparents were spending life without refrigerator."
"考えてみたら、おじいちゃんたち時代には冷蔵庫がなかったから、”
 
”So they need some technique to keep fish in room temperature! ”
”なんとか魚を常温保存する方法が必要だったんです!"
 
と説明して、先人の知恵をしのんでますw
 
 
はるばる日本に来て、教室に参加してもらっているので、単なる翻訳以上の説明をしたい!
 
そうなると、やっぱり日本の食文化や歴史も説明することになるんですよね。
 
ただし、あくまで楽しい料理教室にしたいので、お勉強感なく説明するように心がけてます!
 
 
Bonito flakeだけでない説明で、より多くのことが伝わりますように。!
そして、少しでも多くの外国人旅行者が料理の楽しさが伝わりますように!
 
May English be with youおにぎりうお座虹