こんにちは!
大阪市内のプロ家庭教師 泉 桜です!
数学がとても得意だけど、国語の文章題が解けない中学生の生徒さんがおりました。
その子にお伝えし、実践してくれてすぐに結果が出た勉強法をお伝えします。
文章題が解けない理由
そもそも計算が得意で文章題ができないお子さんは
「答えは一つだけ」だと考えている子が多い傾向にあります。
現代の日本の受験システムの弊害の一つとも言えなくもないですが、
模範解答を「こう書くのが絶対正しい」と思っているんです。
ですから「自分の意見を書きなさい」と言われると、
途端に「何が正解なんだろう」と混乱してしまいます。
そして、白紙のままか、文章中の言葉を引用するに終わってしまうのです。
では「答えはひとつじゃないし、あなたが考えたことを書けばいいのよ」と言葉で教えてもなかなか理解できません。
そこで、まずは「やってもらう」のです。
具体的な対策
毎週作文を書いてもらうこと(日記でもOK)
題材はなんでも構いませんが、
「学校のこと」「趣味について」「クラブ活動について」などが身近で良いのかもしれません。
日記でも構わないのですが、恥ずかしがって確認できないかもしれませんね。
書いてきたら「書いたことを褒めます」。
ここが結構重要です。
作文が嫌いなお子さんに書き続けてもらうためのモチベーションアップのためです。
「テストで作文が出たけどめっちゃ書けた!8点ももらえた!」とキラキラした目で報告してくれたのは
10回程度の作文を書き上げてくれた時でした。
まずは書いてもらう。そして褒める。
これだけで作文の点数は上がります。
ぜひお試しください。