たかがビール。されどビール。その５。

大阪比内やのビールは、現在“熟撰”“琥珀の時”“スタウト”の三種類です。

そのビールを美味しく飲む為の大阪比内やの道具達です。

これは、冷風機です。

作業台の脚に縛り付けてあります。

大阪比内やの焼台は、紀州備長炭を１００％使用している為、暑さは凄くて冬でもカウンターで３０度に迫ります。

その為にうちとこの次男は、カウンターのガス圧の調節にはうるさくて３０分置きにタンクの表面温度を測っています。

ビールタンクが３０度を超えるとガス圧の調節が出来なくなり美味しいビールには、なりません。

ビールタンクを冷やす為の苦肉の策です。

ビールグラス専用洗剤です。

環境先進国ドイツの植物油脂を原料にした界面活性剤は排水から１９日以内に９８％が生分解される洗剤です。

いつも心斎橋の東急ハンズで買ってます。

高いです。

グラス洗い専用シンクと左からビールグラス専用スポンジと黄色い陶器用スポンジ。

白いビールグラス専用スポンジ、右のブラシは手洗い用の爪洗いの為の物です。

このスポンジでグラスに書かれたＡＳＡＨＩの文字が消える程、精魂込めて洗っています。

シンクを分けたり、スポンジを分けたりするのは、グラスを完璧に洗う事とそれと臭い対策です。

何をしているか？

分かりますか？

実は、グラスの付け置きです。

洗剤で綺麗に洗って、尚且つグラス専用シンクに水を張りハイターで毎晩付け置きしておきます。

何故、こんなにするのか？

ビールを入れたときにグラスから出る気泡が嫌だからです。

グラスが汚いと気泡が出ます。

決して、自慢になりません。

それと、臭い（異臭）です。

グラスは、実は臭いが付き易いのです。

今、グラスに付く臭いに四苦八苦しております。

開店以来、悩まされ続けましたが、ようやく原因が特定されました。

人工的に臭いが再現出切る様になりました。

比内町産比内地鶏だから、仕方ないと言ってしまえばそれまでですが、何とか解決したいと関係各所と相談の上、対処しています。

なんとかなればいいな～！