BS松竹東急でのジュリー・フェスティバル
映画「ときめきに死す」も放映された。
この映画のDVDはゲットしているが、一度みたきりだったので、いい機会なので見直しましたね。
製作したのが、にっかつ+ヘラルドで、製作増山茂~森田芳光監督作品へと、、
1984年2月18日公開で、森田監督は前年の6月4日公開のATG映画松田優作主演の「家族ゲーム」で一躍脚光をあびたばかり。
なので、勢いづいたのでしょうか、森田芳光ワールド、クセが強すぎるwww
この映画の評価、賛否両論といったところでしょうか、、、
一方、主演の沢田研二さんは、歌では黄金期、一等賞の時代は終わっていて、前年には「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」で渥美清さんと、翌年には「カポネ大いに泣く」でショーケン兄さんと共演した時期ですね、、、
この映画では、主演でしたが、黄金期のトレードマークの長髪のイメージから脱皮し、役に徹していましたね。
冒頭、ピンボールの細かいカット割りからで、村上春樹の「1973年のピンボール」を思い出しましたが、、、
雨にけむる渡島駅、函館から18キロほど離れたところにある駅、いまではないとか、、、
この駅で、あの人を待っていたのが大倉(杉浦直樹)
雨がやんで、電車が到着し、登場したのが、左手のサポーター?が印象的な工藤(沢田研二)
すれ違いががあって、タイトルバックに、、、
ようやく出会ったふたり、大蔵がやたら歌舞伎町の名前をだしたり、水死があったら大騒ぎとも、、、
食事では、工藤はステーキを食べる前、デザートのキウィを要求し、ナイフで切る、、、
工藤は海で泳ぎのトレーニングしていると、近づいてきたのがサリー(岸部一徳さん:役名はおよぐ男w)
英語しゃべれますか?本当は英語なんかどうでもいいんです、友達になってくださいといって、近づいたら
殺すぞと言われて、はっはっはっ、怖いですねと返しているうちに、、、消えた、、、
サリーはどうなったのか、、気になりましたが、、、
大倉は海岸でのんびりしているうちに、工藤は戻ってきて、車をぶつけてしまう
ぶつけられたカップルは怒るが、工藤はさばく、、
この時の女性役が、亜湖さんだった
樋口可南子登場
この時も渡島駅から、森田監督、鉄道が好きなのですね、、、
ドリカム状態の三人、レストランでのシーンはパンフレットにも掲載されていましたが、、、
函館五島軒本館で撮影されたとか、、、
パンフレットの表紙は、樋口可南子がナイフを突きつけるワンシーンでしたが、足払いでかわしましたね、、
テロ決行
渡島駅でのモブシーン、結果は失敗し、悲惨な血が噴き出すシーンへと、、、
ラストは逆光のシーンへと、森田監督、黒沢明監督が好きなのでしょうか、、、
また、音楽も流れていて、サントラ盤も発売されていたのですが、、、
最初にみたときよりも、2回目の方が面白くなっていましたが、、、
何回かみるうちに、さらにおもしろくなっていくのでしょうか、、、
いやぁ、まいったなぁ