太陽にほえろ!第34話 想い出だけが残った
脚本: 鴨井達比古 、監督: 金谷稔
この作品、裕次郎と江波杏子さんが主役
BOSSの東慶大学法学部の大学時代に二人は愛し合っていたが、BOSSは刑事という職業を選んだために独身。
江波杏子さん演じる三浦加代子は、そのときの友人で、今は大学教授となっている夫と10年間暮らしたものの、愛のない生活で満たされていない。
宝石は裏切らないといって、宝石の密輸にかかわっているが、BOSSから贈られた安物のイアリングを今でも大事にしている、と、いったところ。
「自伝ショーケン」では、江波さんから「うちの電話番号って、覚えやすいのよ」って言われて、直ぐに電話をして、映画「卒業」を観に行って、付き合っていたとか。
次の第35話 「愛するものの叫び」では、アニキと最初に結婚する小泉一十三さんと初共演。
昨年11月29日のブログで「ショーケンの恋愛成就祝唄、太陽に吠えろ!の挿入歌♪愛するものの叫びは、傷天最終回の前兆!」で書きましたが、親戚には「最初に江波さんと結婚しておけばよかったのにって、今でもいわれる」とか、、
その江波杏子さん、若尾文子さんの代役として出演本数58本目にして、映画「女の賭場」で[初の主役の座を獲得。新幹線の中でヤクザに「姐さん、きょう賭場が開いてます」と言われたほどの当たり役となったが、江波自身は女賭博師の役柄を嫌っていたという。雑誌の対談をきっかけにザ・テンプターズの萩原健一と交際したが、これは江波の方から恋愛関係に発展させたものだった。 大映倒産後の1973年、「津軽じょんがら節」に主演して、キネマ旬報主演女優賞を獲得。
って、ウィキに書いてありました(笑)
第34話の放映は1973年3月23日なので、映画「津軽じょんがら節」とほぼ同時期。
この作品の監督は、ショーケンと岸恵子さんの主演映画「約束」を撮った斎藤耕一。
アニキと江波杏子さんのからみはなかったので、会話はあったのだろうか、、、
二人とも亡くなってしまいましたが、、、、
第34話、ゴリさんの見合い相手の写真で、はしゃぐシーンから始まって、BOSSはなぜ独身なのかって
その後、事件の関係者として、江波さんの盗み撮りされた写真が、、、
BOSSは、付き合っていた頃を想いだす、、、
前話で、視聴者は殿下とマカロニの絆が強く印象付けられたはず。
二人で追跡し、容疑者を確保するシーンがアニキの見せ場
江波さん、結婚当初は幸せだったが、今では満たされない、、、
アニキはBOSSを尾行する。
津軽じょんがら節を意識したかのようなサングラスとコート
ここで、CMが入った(笑)
グッドタイミングで、♪別れても好きな人、裕次郎の銀座の恋の物語、いしだあゆみさんも
江波さんは、主人とは距離を置いて、宝石店に出かける
アニキは追っかけるが、江波さんとはすれちがいで、店主からの聞き取り、、、
江波さんはBOSSと再会
BOSSの贈ったイアリングから足がついて、俺は女には手錠をかけない主義なんだって、、
このイアリング、今でも右耳につけていて、左耳にはない、、、
ここはエレベーターの内、エレベーターの外で狙っていて、悪の組織と対決するため、思わず抱き合う二人
もはやこれまでと思った江波さんは拳銃で自殺を遂げた
思わず駆け寄ったBOSSの背後にアニキが、、、
ショーケンと江波さんが一緒に写ったのはこのシーンのみ!
ラストは、ゴリさんが見合いに行くシーン
BOSSは気に入ったら結婚しろよ、俺みたいにならないようにな~で終わった。