カポネ大いに泣く、制作者がつまらないと思っていた映画だった! | あの頃のショーケンになりたかった! エコケーンの日記

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グループ・サウンズやローリング・ストーンズなどのロック、モーニング娘。などのアイドルに昭和プロレス、映画に落語に食べ物や大阪に関することやそのうえお城も好きで、見たり聴いたり、その時に感じたことを書きたい備忘録日記、、、、

 西梅田のジュンク堂に立ち寄ったら、興味深い本を発見!

 著者:春日太一の「黙示録 映画プロデューサー・奥山和由の天国と地獄」で420ページで1900円+税、サイン入りにつられて即購入。

 

 

 

 

 著者の春日太一は「あかんやつら」などで知っていましたが、1977年生まれなので、意外と若い。

で、この本は聞書きなのですが、奥山Pの独壇場、天国は自慢話、地獄は失敗話といったところですが、Pした映画よりも面白い()

 

 この本には「いつかギラギラする日」「竜馬を斬った男」「恋文」などで、ショーケン兄さんの話も出てきます。

 

 そのなかで気になったのが「すべてが空回りで不発」のタイトルでの「カポネ大いに泣く」

 奥山Pはこの映画ではなんの苦労もしなかった。「ショーケンとジュリーが仲悪いらしいよとかいろんな噂はありながら、全然そんなこともなく。でも、最大の問題はそうしてできあがった映画のつまらないこと()

 これはいけませんね。奥山Pが自慢している作品が「226」と「ハチ公物語」で、この2作品は観ましたが、つまらない映画だったので、なんだかなぁ、、、

 

 駄菓子菓子、奥山Pの映画製作話は面白く、「カポネ大いに泣く」では田中裕子さんに鈴木清順監督が「こういう芝居をやるんだよ」といって芝居をつける、田中裕子さんはテストまでは清順さんがいうとおりやるが、本番になると本来の田中裕子しかできない自然な芝居をするといったエピソード。

 

いやぁ、まいったなぁ、、、