新聞広告をみたときから気になっていた映画「マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!」
映画の感想、岸部一徳さんが「1960年代、何かが変わる、何かが始まる予感がした。この映画を見たときまた音楽がやりたくなった」と述べている。
大阪で上映されていたのが、シネ・リーブル梅田だけで、仕事帰りの21:10~22:40のレイトショーで観ました 。疲れてはいたのですが、寝落ちすることなく、最後まで観ました(笑)
広告では「ボヘミアン・ラプソティ誕生のもう一つのエピソードがここに」って、あわよくば「ボヘミアン・ラプソティ」の大ヒットにのっかってとの惹句には笑えましたね。1月11日から公開でしたが、レイトショーの1回のみの上映となりましたが、この形でのロングラン上映を期待していましたが、場内は十数名程度、、、、
宣伝大使のピーター・バカランが字幕監修をしていて、日本語字幕への翻訳者も別にいるのですが、字幕監修との位置づけは初めてみました!デヴィッド・ベイリー、マリアンヌ・フェイスフルも出演しているとあれば初期のストーンズFANは必見だし、メアリー・クワントにツィギーやビートルズのジョンとポールのコメントもあるのも得点が高い。
ここからネタバレ注意
映画はザ・キンクスのデッド・エンド・ストリートからウォーター・ルーサン・セットから始まって、フーのマイ・ジェネレーションのタイトルに、
いやぁ、まいったなぁ、フーより先にキンクスとは、、、、、この2曲の選曲も素晴らしくでつかみはOK
途中、サティスファクションやイチゴ畑をはさんで、最後は無情の世界でしたが、この曲の原題は「欲しいものは必ずしも欲しいものが手に入るとは限らない」ですので、無常の世界のような気もするのですが、、、
スゥィンキングロンドンですが、カーナビ―ストリートは出てこないかわりにツィギー!
ストーリーは三幕仕立てで、どんな噺なのかというと、、
第1幕:漂う気配
英国では階級制があって、階級によって訛りがあるが、それを超えたのがビートルズなどとか、どこが訛っているのか、よくわかりませんでしたが(笑)
第2幕:私は自由
メアリー・クワント曰く、これまで誰も見たことのないほどスカートの丈をみじかくした。そして、ピル、ストーンズのマザーズ・リトル・ヘルパーを思い出しましたね。
第3幕;すべては見た目とは違った
ここでは麻薬、マリアンヌ・フェイスフル、当時の映像でハスキーな声で語っている。
パンフレットが800円だったので、購入しようかどうか、迷ったのですが、映画がよかったのでつい購入。入れ替え制がなかったら、もう一回観たでしょうね。昭和の時代だったら、ボヘミアンとの2本立てで名画座で上映されていたでしょうね、、、