東洋ショー劇場なう、健全になっていたのにはびっくり! | あの頃のショーケンになりたかった! エコケーンの日記

あの頃のショーケンになりたかった! エコケーンの日記

グループ・サウンズやローリング・ストーンズなどのロック、モーニング娘。などのアイドルに昭和プロレス、映画に落語に食べ物や大阪に関することやそのうえお城も好きで、見たり聴いたり、その時に感じたことを書きたい備忘録日記、、、、

 昨年の10月、この月はショーケン、甲斐バンド、沢田研二のライブを観て気分が高揚していた時期、20年以上ごぶさたしていた東洋ショー劇場を再訪。

 別に弁解しなくてもいいのですが、それには理由があって()

 

① 昨年放映された、ブラタモリならぬ深夜の時間帯に放映されている裏タモリの「タモリ倶楽部」で「ストリップ完全応援マニュアル」に遭遇。オードリーの春日や若林正恭さん、タンバさんとリボンさんによるリボンやタンバリンでの応援が面白く、タモリさんも仕事の域を超えて楽しんでいた(笑)

 

② BSで再放映された「傷だらけの天使」には、劇場やストリッパーが登場するシーンがあって、あの頃のアニキ(萩原健一さんのことです)や神代監督や深作欣二監督作品の雰囲気を再び体感してみたかった。

 

③ 大阪では、十三は大衆演劇に転向したし、九条も閉館したみたいで、もはや絶滅危惧状態なのが気になっていた。

 

そして、大阪キタのはずれの天満市場あたりをぶらぶらし、東洋ショーはまだ健在なのかと、立ち寄ったところ、料金は3000円と安いので、ついつい入場。(注)2019年11月から3500円

最近の映画館のように入れ替え制とはなっておらず、かぶりつき席が占有されないように途中でリセットされるし、劇場からでてもUSJみたいに再入場もできる()

これで3000円、昔に比べると安くなっているので、経営的に大丈夫なのか、心配だが、踊り子さんの収入源はチップや写真撮影が主となってきているのでしょうね、、、

 昔はポラロイドでしたが、最近はデジカメ、着衣での撮影もあって結構な人気なのには驚きました。 みんな綺麗だし、神対応!AKBなどのようにCDを買わなくていいので、処分に困るようなことはない()

 撮影は、ふたり同時進行で、カメラマンは、用心棒?のこわもて従業員と音楽照明?のオタク青年が担当しているみたいで、時間や経費削減による効率化など、進化していました。

 

 音楽や踊りは、素晴らしいものであり、オープンショーも、昔のように手で無理やり奥の奥までみせるようなことはなく、自然体であって、健全になっていましたね。

 

 劇場には、タンバさんやリボンさんはいなかったが、純情な男達とやさしい女がいた、なんちゃって。

 

 ラストで全員が登場するフィナーレがかっこよく、全員がおそろいの宝塚風の衣装で登場し、挨拶をするのですが、上着をずらして、白や黒のブラをみせるので姿の演出が素晴らしい

 

 そのときの出演者で、気になったダンサーは、雨宮依織さん。

 妄想キャリブレーションの雨宮伊織さんと一字違いなのが、面白い。

  その昔、「六本木心中」や「六本木純情派」がはやっていたころ、六本木樹里さんというダンサーがいたことを思い出しましたよぉ()

 

 ちなみに、ストリップ劇場のダンサー達は、自分が与えられた持ち時間において、自らの世界観を表現するのが素晴らしいですね。

 

 雨宮依織さん、一度引退していて復帰したときにアメーバのブログを書いていて、引用すると

「やりたくないことはできるだけやりません。ステージを最優先にしたいので、他のことでお客さんの希望を叶えられる踊り子にはなれないです、これは私のポリシーなので最初に言わせて頂きます。

  私は踊り子の、ストリップ劇場の、裸芸業界の全盛期を知らず、全体的に盛り上がりがゆるやかに下降していった時代に業界にいた人間で、正直この業界を見限って引退した者です。(略)

 未練があるとしたら、「もっといいステージが出来ただろう」という想いです。だからこそ、今戻ってきました。

 元から私は「普通でいる」事に耐えられないタイプの人間だったんだな、と改めて腹をくくったので復帰を決めました。

それだけです。」

 

 いやぁ、まいったなぁ

 

 雨宮依織さん、最近は、ツィッターで情報発信していますが、アメーバのブログも更新して欲しいものですね。