やしきたかじんさんの冠番組が先週末放映された。
たかじんさんは、学生自体新聞部であり、新聞記者になりたかったことや自分が考えていたことやそれ以外の想いも、じんわりと伝わってきました。
「たかじんNOマネー~人生は金時なり~」は、経済問題に関する番組でしたが、テレビ大阪(東京)への義理で出演していたようで、古くから付き合いのあったメッセンジャーの黒田さんの復帰、お気に入りのアシスタントの眞鍋かをりさんなどを応援していたことがよくわかりました。この番組の出演メンバーの人選も良く考えられていましたね。
一方「たかじんのそこまで言って委員会」は、読売テレビ(日テレ系列)で政治についてのトーク番組、ひょっとすれば、ティーチ・インというやつでしょうか「朝まで生テレビ」のような番組をやりたかったのかもしれないのですが、娯楽色の味付けがきいている。また、田嶋先生や亡き三宅久之さんを大事にしていた。たかじんさんが健在であったら、勝谷誠彦さんは降りなかったでしょうね。
そして、最も愛した番組はやっぱり「たかじん胸いっぱい」関西テレビ(フジ系列)でしょうね。この番組の時間帯は、土曜日の正午で「ノックは無用」という番組があって、吉本新喜劇よりも大阪らしい番組。
松竹のほとんど売れていない芸人をプッシュしたり、司会の大平サブロー(吉本復帰の後見人)、アシスタント:八木早希さん(結婚式にも出席)、事件後、TVではこの番組くらいしかみかけない北野誠さん
この番組では、♪コーヒーインタイム(NHKのあなたのメロディーに採用され、ザ・スパイダースをバックに歌手の奥村チヨさんが歌った曲!)を歌っているVTRが流されていました。
最後は、学生時代の盟友のアリスの堀内経雄さんが生ギターの弾き語りで歌い、遥洋子さんが最期のエピソードを披露しましたよ。
田嶋洋子さんや上野千鶴子さんの後継者のような遥洋子さん(笑)
遥洋子さんを大事にしていた、たかじんさんは、結構フェミニストだったのですね。
やっぱ1月3日の訃報が8日に新聞報道されたのは、松の内を避けた、たかじんさんの心遣い、もう胸いっぱいになりました。