やっと楽になれた淡路恵子さん | あの頃のショーケンになりたかった! エコケーンの日記

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グループ・サウンズやローリング・ストーンズなどのロック、モーニング娘。などのアイドルに昭和プロレス、映画に落語に食べ物や大阪に関することやそのうえお城も好きで、見たり聴いたり、その時に感じたことを書きたい備忘録日記、、、、

週末のワイドショー、淡路恵子さんの訃報を受けて、波乱の生涯が流れていました。


また、新聞には、山田洋次監督の「高度成長期の裏で酒場で生きていく女性など、特徴のあるタイプの役を演じることができる、戦後の映画史で非常に重要な役割を担った人でした」とのコメントも、、、

「特徴のあるタイプの役」って、なんだかなぁ。


勝谷雅彦さんは、フランスの女優みたいに「汚れ役をやりながら凛としている」といって、カトリーヌ・ドヌーブみたいなと言っていました。

オイラのイメージでは、ドヌーブさんはもう少し若くて、シモーヌ・シニョレさん。


ほかにも、日本で1番煙草が似合う女優、しょうがないといったことで前向きに生きていたとか、、、、

「タバコは6本目の指」と豪語するほどのヘビースモーカー。


 過去のブログで、黒澤監督が「野良犬」を撮っているとき、淡路恵子さんが煙草を吸うシーンで、思わずむせてしまったので、「もっとあばずれかと思ってキャスティングしたが、そうではなかった」といった(うろ覚えなので正確ではありませんが、何かで読んだ)ようなエピソードを思い出しました、と書きましたが、野良犬でのデビューは16歳の頃だったのですね。いやぁ、まいったなぁ、、

淡路恵子さんがインタビューで、「黒澤監督が踊り子の役ができる女の子を探してたの。踊り子っていっても場末の酒場で踊るような娘ね。日劇とか宝塚とか、他にもいろんなところを探し歩いてたんですって。“若くて素人っぽい娘”というのが条件だったみたいね。そこで、「妖婦をやりたい」といった話をしたらしく、松竹歌劇団の研究生よ。舞台に出るために頑張ってるんだから「映画なんてイヤだ」って、猛抗議したの。でも会社が決めたことなのでダメでした(笑)。

 ということで、「野良犬」で煙草の味を覚えたかも、、、


 オイラは、映画は残念ながら「野良犬」くらいしか観ていませんが、バラエティではかっこよかったし、晩年の代表作かも


山田監督がコメントしたのは「男はつらいよ・知床慕情」に出演したからでしょうが、この映画まだ観ていません。

淡路恵子さんは、居酒屋「はまなす」の女将悦子役で、惚れているのは三船敏郎さんで、寅さんは恋のキューピット役とか、、、

この映画、観たいような、観たくないような、複雑な心境、、、