猫がハイタッチするのかねえと思いながら見ていると、あっ!してる。猫を飼うことで、ホームレスからも薬物依存からも立ち直った青年の話だ。実話だそうだ。

 丹念に猫の視線と人の視線。猫の習性を理解してうまく撮影をしている。出演の猫は、実際にこの話の原作となった猫本人?だとのこと。オーソドックスな映画の組み立てだけれど、なかなか楽しめる作品だ。

 製作総指揮が「英国王のスピーチ」「アンコール!!」などのホール・ブレッド。監督はロジャー・スポティスウッド。出演はルーク・トレッダウェイとボブ。2017年8月公開。