房仙会の青木美保です。

7月の書道のお稽古が始まりました。

初日の今日は、驚いたことに朝日新聞社さんが取材のためお稽古の様子をオンラインで見学されるとのこと。ぐはー!(>_<)
オンラインレッスンは先生と仲間に見られながら書くので、人に見られるのは平気なはずなのに、一人、房仙会以外の人が入られるだけでやや緊張気味の私たち生徒(笑)。格好をつけたいわけではないのですが、大失敗はしたくないと思ってしまうのでしょうか?(笑)。先生はもちろんいつもと変わらずでらっしゃいます(^^)。



緊張と集中力も普段より高くなったレッスンは、粛々と進み、終わってみればいつもより早い時間に終了でした(^○^)。
全員が集中している空気感ってすごいですね。先生は競争の意識も必要なのだと仰います。向上心がなければ上達しないのも事実です。仲良く競争し、人をほめること。書道なのにスポーツマンシップも感じる房仙会です。

だからお稽古が終わった後はお腹が空いて(直前に食事は済ませていたのに!!)、清々しい汗をかいた心地です。
記者さんの質問に答えてらしたラヴィンドウさんは一番緊張されたかもしれませんが、どのような記事がいつ掲載されるのか、楽しみです!


レッスンでは、4月から顔真卿(がんしんけい)という唐の時代の書家の字を学んでいますが、7月は顔真卿に加えて王羲之(おうぎし)の字も教えていただきました。
書聖・王羲之の字は顔真卿も学び研究したそうなので、顔真卿の字にもその要素があるのだと思いますが、やはり本家の王羲之の字は自然な筆法で無理がなく顔真卿より書きやすいと思いました。



自然な筆法とか偉そうなことを申していますが、二人の大書家の違いを感じられるようになったのも長年教わってきたからで、以前なら先生に説明を受けていても分かるようでいて今一つ分からない感じでした(^^;)。だから今回、違うなと感じた自分に対して進歩しているのだと嬉しく思ったりします。
字体や筆法の違いが分ることで、書道の学びが深まっていくのを感じますし、面白さもさらに増していきます。

今月の顔真卿の課題「麻姑」の「麻」の字は、顔真卿の字の特長“蚕頭燕尾”(さんとうえんび)をとても表しているので、是非とも書けるようになりたいとチャレンジ精神を燃やし中です(笑)。

※“蚕頭燕尾”は、字の始めは蚕の頭のようで、終わりは燕のしっぽの形のようだという意味です。

 

 

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