房仙会大阪校の青木美保です。

 
さすがに三度受講すると、書き順にウロウロすることはなくなりますが、今月の課題は様々な筆法を確実に書かないと形にならなくて、ムムムムムーです(笑)。
特に画数が少ない字は、線こそ命! 
と思う今日この頃です。
 
今回のお稽古では、
「心ではなく、頭で考えて書く」
というお話しがありました。
房仙先生もブログに書かれています。
https://ameblo.jp/bousenkai/entry-12616342277.html

 

書道は、字の形やバランス、様々な角度、筆法、墨や筆の状態、その他色々なことを考えないと書けません。
でも、ずーと考えてばかりでも書けません。
 
私は、先生に課題提出をすると
「考えすぎ」
といったコメントがされて返ってくることがあります。
そのコメントを頂いてから自分の書いたものを見ると、
あれこれ書く時に気をつけることに気を取られすぎて、恐る恐る書いたような、生きている線がない字となっていることに気がつきます。
考えて書くと言っても、程度や内容が問題だなぁと思いました。
 
書くために必要なことを考えなくても書けるようになる。
そこまで書き込まないと、考えすぎを払拭できないように思います。
考えなければいけないが、考えすぎない。
それには書の基本がしっかり身につけ、必要な技法が使えないとできないのだと、自分の未熟を思いながら、先生のお話を聞きました。
 
ただ字の形をしているだけでなく、
ただ形が整っているだけでなく、
勢いだけでなく、
そして技術だけでなく…
書道という芸術の世界は、奥が深いです。
 
房仙先生、光孝先生、今回も深いご指導をありがとうございます。
先生は、書道のためだけでなく、色々なことに通用するお話をたくさんしてくださいます。
 
 

★第21回房仙会書展★

2021年3月2日(火)〜7(日)

銀座鳩居堂

 

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