マサゴロウが無事に退院してから
2日後 私達家族に見守られマサゴロウの父は天国に行きました
まるでマサゴロウの退院を待っているかの様でした。
マサゴロウの手術の日・・・
この時間に、お父さんは意識朦朧となっていてもベットの上で静かに手を合わせていたそうです
自分の身体の方が、ずっと ずっと 大変だったろうに・・・
最後の最後まで 良い お父さんでした
葬儀は本人の希望により家族葬として行われました
子供達や孫達が会場内にお父さんの写真を沢山飾りました
私達の記憶の中での お父さんは、いつも笑顔でいてくれてます
57年間 一緒に人生を歩んでいた お母さんが
爺ちゃん、有難う・・・
と話しかけた時には我慢していた涙が 止まらなくなりました
葬儀では、お父さんが生前から望んでいた姪っ子達によるフルートとクラリネットのアンサンブルで、お父さんの好きだった曲 大きな古時計と千の風になって が演奏されました
きっと、この会場内で聴いていると思います
お父さん
こんな じゃじゃ馬な私を息子の嫁にもらって、さぞかし心配だったでしょうね。
こんな じゃじゃ馬な私を息子の嫁にもらって、さぞかし心配だったでしょうね。
でも私ね、お父さんを本当の お父さんと思って25年間 ずっと感謝してました
こんな私に いつも温かく優しく そして感謝してくれて有難うございました
お父さんの鍼の技術はマサゴロウから息子達へと伝承していくからね
天国から安心して見守っててね
大丈夫。お母さんが寂しくならない様に、皆んなで支えていくからね
どうか安らかに眠って下さいね
ずっと ずっと 有難うございました。お父さん・・・
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