君なしで生きること

　　　　　　　　　　　　親愛なるマリヤへ

つい最近まで

君のことばかり考えていた

ラインの返信が待ち遠しかった

それは依存の状態だった

最近は

君なしで生きることが自然になった

寂しさなんて感じなくなった

君のいない時間を

最初は必死で埋めてたが

もうひとりの生活に慣れてきつつある

自立した人間に僕はなりたい

僕と君を繋いでいるポトスに

今日も僕は水をやる

思い出の詰まったコルクボードも

自分の目標を貼り付けて

僕は前を向いて、今日を生きる