横山大観・梅原龍三郎展@山王美術館 | 気が向いたときだけの大阪日記

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タイトルのまんま、気が向いたときだけの不定期大阪日記です(笑)

 

 

京橋(大阪ビジネスパーク? いつもどっちなんかギモン)の山王美術館で9月1日から開催されている「横山大観・梅原龍三郎展」へ、さっそく侵攻。

 

山王美術館 コレクションでつづる 横山大観・梅原龍三郎展

https://www.hotelmonterey.co.jp/sannomuseum/exhibition/202309400.html

 

例によって開館時間目指して出るつもりが、用事の電話が長引いて急いでいたので、ペットボトルとハンカチを忘れてこの暑い中えらいことやった(爆恥)

 

展覧会は5階が横山大観、4階が梅原龍三郎の展示になっている。

 

横山大観の作品をこれだけまとめて(全20作品)観たのは初めてである。日本画は東山魁夷なんかも好きだが、落ち着きというか格調の高さというか、横山大観のほうが「ニッポン」の雰囲気がビンビンに出ている。

 

その雰囲気も「襖絵・屏風絵は横山大観やなあ」と、つい父方実家(表具屋)の家の中の掛け軸や襖を思い出した(笑)

 

梅原龍三郎は23作品の展示。ルノワールの影響を受けた鮮やかな色づかいとぶっとい筆致。梅原龍三郎のイメージそのまんまの作品がずらりと並ぶ。

 

横山大観もそうだが、全て山王美術館所蔵品というところがすごい。また山王美術館の特徴だが、各作品に全く説明書きが無いので、純粋に絵を眺めることが出来る。

 

日本画・洋画それぞれの大家の作品を、混ぜることなく別々に、そしてこれだけの数の作品(展示作品リスト)が展示される展覧会は一見の価値あり。

 

3階では常設展示「2023年 秋・冬コレクション」(←ファッション・ショーか!!(爆))。黒田清輝や小磯良平、さらにルノワールやボナールの作品も展示されていた。

 

と、そんな絵画もよかったが、ちょー興味をひかれたのは平櫛田中(という人(^^ゞ)の木彫り作品だった。素朴で可笑しく、いい味出してるなぁ。今後要チェック(^^♪