第558回定期演奏会
■ハイドン:交響曲 第104番 D-dur Hob.I-104「ロンドン」
■ラヴェル:組曲「クープランの墓」
■ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)
シャルル・デュトワ/大阪フィルハーモニー響
30.05.2022 Festival Hall, Osaka
いやいや、すごかった 今夜の大フィルはN響超えてたな
一曲目「ロンドン」でデュトワが登場するときの拍手の量が、いつもの2~3割増し(笑) ミーハーな期待分がプラスされていたと思われ(^^ゞ
好きな曲だがついでくらいにしか考えてなかった「ロンドン」から、もぉ~「これ、大フィル?」(失礼(^^;))みたいな失礼極まりない感覚が(爆) 一楽章序奏から主部に入ると、そこはもうデュトワ・ワールド。最後まで一音たりとも聴きのがせない。
ヘンな例えかもしれないが、いい意味でCD聴いているようなハイドンだった。カンペキで流れるような演奏である。
つづく「クープランの墓」と後半の「ペトルーシュカ」は、それぞれ曲の各部の特徴をはっきり際立たせていた。しかしそうかといって、けっしてクセのある演奏ではない。
3曲とも、それはそれは聴いていてめちゃくちゃ気持ちのいい演奏だった。大フィルからあんな音楽を引き出すとは、デュトワやっぱしすごいわ
あとそうそう、プログラムの「ペトルーシュカ」のところに、「余談ながら」と前置きして、のだめの「今日の料理」のエピソードが載っていた べつにわざわざ書かなくても、ちゃんとそこ期待して聴きに来ておりました(爆恥)