■ドヴォルザーク : チェロ協奏曲 h-moll op.104
■ドヴォルザーク : 交響曲第8番 G-dur op.88
Vc : 伊藤悠貴
大山平一郎/関西フィルハーモニー管弦楽団
26.11.2021, The Symphony Hall, Osaka
今日は"個人的"秋のオーケストラ・ウィーク第二弾、関西フィルでドボコンとドボ8聴いてきた。
なぞの大山平一郎氏、指揮姿も音楽も古風でしたな(笑) 近年の主流(と勝手に思っている(^^ゞ)ともいえる「オケを鳴らしてグイグイと推進力のある演奏」とは一線を画するスタイルに思えた。
ま~、序奏部とか静かな部分がとにかく遅い
分かりやすく言うと、チェリさまには遠く及ばないがジュリーニの手前くらいは遅いかも。と、プログラムを見ると、ジュリーニ時代のLAフィルでVlaトップされていたそうな。道理で
まずドボコンの序奏部が「ああ、こういう指揮者なのか」と思うようなテンポで始まった。ソロが入るあたりでちょっとシャキッとしたけど。
ドボ8も一楽章冒頭、フエの人が窒息するかと思うくらいおっそー 終楽章もラッパの後、Vcのメロディーのところ遅いし、真ん中と最後の盛り上がりの間の静かなところなんか「休憩かよ
」とツッコミそうなくらいのんびりしていた。
でもそんな遅めのテンポとはいえ、盛り上がるところはちゃんと盛り上がっていたからええか。
ソロの伊藤悠貴はめっちゃよかった。変更前のジャン・ワンはどんな演奏する人かは知らないが、伊藤悠貴への変更はけっしてハズレではなかったと思う。テクはすばらしく(エラそ(^^;))、音ものびのびとしていていいね~
あと、今日はめずらしくギオルギ・バブアゼさんがコンマスで、弓振り回して弾いていたのがうれしかった。個人的にああいう弾き方好きなので もちろんドボコンとドボ8のソロもすばらしかった。
んで、ドボコンのアンコールがあったのだが、曲名がわからん。今日は全く想像つかない曲で、終演後のロビーにも掲示はなかった。関西フィルさんに聞いてみよっと。
[ 2021.11.30追記 ]
関西フィルさんにwebsiteからアンコール曲名を問い合わせてみた。なんとっ、「鳥の歌」やて
えぇぇ、あんな曲やったっけ 実は当日帰宅後にヨウツベで「鳥の歌」を聴いてみたが、「こんな曲やなかったよなあ」となった。耳悪っ(爆恥)