天正寺に通われている方達で、奈良の法隆寺まで行きました。
今回は総代さんと住職がガイドをしました。
総代さんから南大門、回廊、金堂や五重の塔についての建物の解説、構造、年代を経て付加された構造物のお話し、柱一つ一つの作り方の解説などをしていただきました。
総代さんは大学で建築の先生をされており、寺院等にも詳しい方であります。通常では聞くことが出来ないような内容でありました。
住職からは、五重の塔の中にある粘土で作られた像の４つの場面について維摩さんを取りまく菩薩達のストーリーやお釈迦様が亡くなった時弟子達が悲しんでいる場面など図録を見ながら一つ一つ解説がありました。
夢殿の前で聖徳太子の法華経の解説本である「法華義疏」の巻物を見ながら住職が講義をしました。
一人では見られない視点で法隆寺を拝観することができ、
また、聖徳太子の事を深く学べた一日でした。
そして何よりも楽しく過せた充実した一日でした。
秋にまた予定しています。
今度は何処に行けるのかどんな解説があるのかなど本当に楽しみにしています。
天正寺寺庭