今年の9月に行われたFP(ファイナンシャル・プランニング)技能検定2級の試験を受けました。
結果は無事合格することができましたが、この試験の勉強をしていて弁護士業務に関係のある分野が結構あるなぁと感じました。
生命保険、損害保険、労災、株や投資信託、不動産、相続、税金あたりのことが試験で問われるわけですが、どれも弁護士であれば仕事で触れることがある分野です。
なので、弁護士業務とFP試験って親和性があるように思うんですよね。
まぁ弁護士業務をしていれば自然と身につく知識もありますが、漏れをなくすという意味ではFP試験を一つの目標にしてもいいんじゃないでしょうか。
特にこれから弁護士になろうとする司法修習生とか新人弁護士にはおすすめだと思います。
恥ずかしながら私は弁護士になるまでは、「団信(だんしん)」という言葉さえ知りませんでした。。
こんな言葉も弁護士業務をしていればすぐに知ることになりますが、あらかじめ知っておいて損はありません。
そのほかにも
・定期保険と終身保険と養老保険の違いがよくわからない
・打ち合わせで株や投資信託の話題になると変な汗が出てくる
・国民年金、厚生年金、老齢年金、障害年金、確定拠出年金って、「年金」どんだけ出てくんねんと思って内心パニックになっている
・税金のことは1%もわからない
なんて人はいないでしょうか。
これは全部、弁護士になりたての頃の自分に当てはまります。
ろくに社会経験もなく弁護士になったので、弁護士になりたてのころは必死で勉強しました。
ですが、せっかく勉強するなら何か目標があった方がいいので、それにちょうどいいのがFP試験なんじゃないかなと思います。
ある程度知識がある人も体系的に勉強することで知識が整理されると思います。
私自身、今回勉強してだいぶ整理されましたので。
ちなみに、先ほど株とか投資信託のことを書きましたが、これについてはテキストで学ぶよりも自分のお金で実際にやるのが何よりも勉強になります。
確定拠出年金もやってみると良いですね。
自分でやっていれば、お客さんから株や投資信託の話題を振られても全く怖くなくなりますので。
ということで、司法修習生や新人弁護士は、手始めに是非FP試験受けてみてはいかがでしょうか。
勉強の仕方はというと、、、
適当なテキストを一冊買って、YouTubeで「おーちゃん」という先生の講義が無料で聴けるので、それを直前に一気に受講すればきっと大丈夫です
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