弁護士をしていると、怒りの感情に接することが多々あります。
依頼者さんが怒っていることもあれば、事件の相手方が怒っていることもあります。
怒りの感情が全く介在しない事件の方が少ないといっても過言ではないかもしれません。
配偶者が不倫をした
貸した金が返ってこない
パワハラ・セクハラを受けた
相続で揉めている
夫婦喧嘩が発展して離婚問題になっている
などなど、挙げ出せばキリがありませんが、怒りの感情が渦巻いているわけです。
ですが、腹が立ったときに、出来ることならその感情を適切にコントロールしたいものです。
まぁそれがなかなか難しいわけではありますが。。
最近読んだ論文で、怒りの感情をコントロールするための「6秒ルール」というものがあることを知りました。
人の感情のピークは長くても6秒と言われているそうです。
そこで、この6秒間を利用して次のような方法をとると良いようです。
①深呼吸をする
②今の自分の怒りレベルがどのくらいかを数値化する(怒りの温度計を測る)
③大丈夫、何とかなるなどと落ち着く言葉を唱える
④目の前にある物をじっと見つめる
⑤その場から一旦離れる
⑤の方法はできないときもあるかもしれませんが、それ以外は比較的実践しやすいのではないでしょうか。
怒りのピークはせいぜい6秒ということを知っているだけでも、感情のコントロールに役立つかもしれませんね
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