養育費を確実に受け取るための方法の3つ目です。
それは
非監護親と子どもが定期的に会っていること(面会交流が行われていること)
です。
以前の記事でも書きましたが、面会交流と養育費の支払いに法的な条件関係はありません。
養育費を払う代わりに面会交流をさせろとか養育費を払わないんだったら面会交流はさせないというようなことはいえないということです。
ですが、実際は心情的な部分で養育費の支払いと面会交流は大きなつながりがあると考えられています。
定期的に子どもに会っていれば、
・この子のために養育費を払わないと
・養育費を払っていないと子どもに合わせる顔がない・・・
という気持ちが働き、結果として支払いが促進されるわけです。
反対に、子どもと全く会っていないと、
・何年も会ってもいない子どものために毎月金を払うのは馬鹿らしい・・・
というような気持になる人もやはりいるわけです。
もちろん、何年も会っていない子どものためにきちんと養育費を支払い続けている人もいますので、一概には言えませんが、やはり本音としては定期的に会っている子どものために養育費を払いたいと思っている人が多いのは事実です。
支払う側からしても、気持ちよく養育費を支払うことができ、
受け取る側からしても、確実に養育費を払ってもらうことができる
そういう意味でも
非監護親と子どもが定期的に会っていること
は非常に重要なことだと思います
ただし、面会交流を制限すべき場合も少なからずありますので、その点は注意が必要です。
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