御殿門をくぐった所で見えた桜を中からも見ることが出来ます。

聚碧園は客殿よりの池泉観賞式庭園で江戸時代の茶人・金森宗和の修築と伝えられます。

清浄水


宸殿にやってきました。
宸殿は後白河法皇により始められた宮中御懴法講(声明による法要)を今に伝える道場です。御本尊は伝教大師作と伝えられる秘仏、薬師瑠璃光如来です。
又、西の間は歴代住職(法親王)をお祀りする内仏で、東の間には玉座を設え、襖には下村観山筆の虹が描かれ、虹の間とも呼ばれます。

本堂の宸殿より極楽院を眺める有清園は、中国後晋(西晋)の詩人、左思の「山水有清音」より、命名された池泉回遊式庭園です。

杉木立の中の苔の大海原と紅葉が有名です。



宸殿

本堂・宸殿
御本尊の薬師瑠璃光如来の御朱印

往生極楽院
国宝の阿弥陀三尊が祀られています。
中尊の阿弥陀如来は来迎印を結び、右の観世音菩薩は往生者を蓮台に乗せる姿で、左の勢至菩薩は合掌し、両菩薩共に少し前屈みにひざまずく「大和坐り」で慈悲に満ちたお姿です。

往生極楽院
阿弥陀三尊の御朱印

朱雀門
