大本山 須磨寺真言宗須磨寺派の本山の須磨寺は、淳和天皇の御代、兵庫和田岬の海中から出現した聖観世音菩薩の尊像を、会下山に祀って恵偈山北峰寺と称したが、仁和二年(886)聞鏡上人が勅命を受けて須磨の上野の地(現在地)に七堂伽藍を営み、この聖観世音菩薩を本尊として迎えて「上野山福祥寺」と号したのが始まりです。御本堂の右横の護摩堂十三重石塔此処から先は奥の院への参道ですが、奥の院には次の機会にしました。弁慶の鐘一の谷の合戦の際、弁慶が山田庄安養寺からこの鐘を長刀の先に掛けて担いで来て陣鐘の代用にしたという。旧鐘は宝物館に納め、この鐘は一の谷合戦八百年記念に複製した新鐘です。神戸七福神 福禄寿尊像大師堂義経腰掛けの松八角堂ひとすじ弁天社石五仏(神戸十三仏)出世稲荷三重塔三重塔の中は四国八十八ヶ所お砂踏み霊場です。書院本坊松尾芭蕉の句碑次回、須磨寺おもろいもん巡りに続きます。