石切さんの参道に赤いお堂の千手寺三福神が目に入ってきました。
毘沙門天・大黒天・弁財天を祀るお堂です。
時間があるのでお参りする事にしました。
縁起
今から千三百年程昔のこと、笠置山千手窟で修行していた役行者は、不思議な神光に導かれて生駒山を越えこの地に到りました。
岩上に草を敷き黙念する役行のまのあたりに千手観音が諸々の神祇を並び従えて姿を現されました。そこでこの地を拓いてはじめて寺を建て、恵日山千手寺と題しました。
ためにこの寺を俗に光堂と称し、また里の名を神並村と号するようになりました。
境内入って左側の社
御祭神
當山鎮守 菅原道真公
中興開山 在原業平公
護摩堂は、不動明王を安置していますが、もとは開山堂と称していました。
永らく役行者をお祀りしてましたが、その前身は業平の廟所であったと考えられます。
本堂は別名光堂と称します。
光堂とは阿弥陀如来や千手観音、地蔵菩薩などを安置して西方浄土に往生を願うお堂のことで、方形造り正面三間の比較的小規模の堂宇のことをいいます。
帰りはこちらの山門から出ました。
山門出た正面のところにお堂がありました。
こちらは石切観音
千手寺の次は、石切大仏さんから石切剣箭神社へ向かいました。