京春日 大原野神社 | imachanのお参り

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平成30年の初詣に藤森神社の御朱印を頂いてから御朱印収集にハマってます。お参りした神社仏閣と御朱印を紹介します。

十輪寺から大原野神社までは車で約7分で駐車場に着きました。
駐車料金は500円です。
駐車場の入口に社号標があります。
明治・大正期の文人画家富岡百錬(鉄斎)の書です。
この道からも境内に行けるのですが、車で通った一の鳥居へ向かいます。


一の鳥居です。


一の鳥居から少し石段をあがると二の鳥居です。


表参道を進みます


神鹿苑碑


鯉沢池
左大臣藤原冬嗣を祖父とした文徳天皇は壮麗の社殿と共に奈良の猿沢の池を模して造られました。
池は名泉瀬和井と水系をひとつにして杜若や睡蓮を咲かせ親しまれています。


藤原氏では娘が生まれると大原野神社に参拝し、娘が良縁に恵まれるよう(天皇の后になれるよう)祈りました。
藤原道真などは望み通り3人の娘が皇后になりました。


良縁・恋愛成就を願って鯉沢(恋多)の池に架かる赤い橋=恋の架け橋を渡って地主社にお参りしましょう。


地主社
ご利益は縁結び・金運向上


摂社若宮社は本殿の第三神と第四神の御子神である水特の神、天押雲根命を祀る。
ご利益は、美容向上・心身端麗・生命力向上


シイの大木跡


手水舎


鹿がくわえた巻物から水が流れています。


五島茂・美代子歌碑
昭和・平成期の歌人、皇室の和歌指導を行う。


三の鳥居


大原野神社は延暦三年(784)の長岡京遷都の際、藤原氏の氏神である奈良・春日大社の神様を観請し、小塩山の麓にお祀りしたのが始まりです。


春日造・檜皮葺きの本殿が4棟並
(京都指定文化財)


神鹿(しんろく)


狛犬ならぬ狛鹿は、全国で大原野神社だけです。


ご利益は良縁成就・縁結び・家内安全・夫婦円満・厄除・勝運・交通安全です。


御祭神
武御賀豆智命(たけみかづちのみこと)
伊波比主命(いわいぬしのみこと)
天之子八根命(あめのこやねのみこと)
比咩大神(ひめおおかみ)


秋の七草のひとつに数えられるフジバカマは古今和歌集や源氏物語にも登場する古くから愛されてきた花です。
源氏物語の作者の紫式部(藤原氏)にとっても氏神様であり、式部が越前国の武生に赴いた際には都を懐かしみ「小塩山」を歌に詠んでいます。また、源氏物語二十九帖「行幸」の巻きには、大原野へと向かう冷泉帝の華やかな行列の様子が描かれています。


御輿庫


右から八坂社・稲荷社・八幡社


祓戸社


植松寿樹・富小路貞子歌碑
富小路家は藤原北家の流れをくむ家柄です。


社務所・授与所です。
御朱印は大原野神社と境外社の樫本神社の御朱印をいただけます。
樫本神社の場所を聞くと帰りの道沿いにあるということですので樫本神社の御朱印もいただきました。


大原野神社の御朱印です。


来たときに気づきませんでしたが、参道沿いに瀬和井(せがい)がありました。


清和天皇の産湯に使われたと伝わります。


駐車場へ戻る道沿いに相撲場がかりました。
相撲場は9月の第二日曜日に行われる御田刈祭で神相撲や相撲大会が行われます。


次は、大原野神社から車ですぐの樫本神社へ向かいます。