門戸厄神 【松泰山 東光寺】 | imachanのお参り

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平成30年の初詣に藤森神社の御朱印を頂いてから御朱印収集にハマってます。お参りした神社仏閣と御朱印を紹介します。

阪神競馬場の仁川駅から二駅の門戸厄神駅から徒歩約7分!男厄坂42段を上ります。


門戸厄神さんの正門です。


扁額は開運社と書いてます。


境内の右には手水舎


中楼門に上る階段は女厄坂33段


階段を上がると中楼門の厄神明王と書かれた大提灯や天井画が迎えてくれます。


中楼門の正面は厄神堂です。


「日本三躰厄神明王」は、天長六年(829)嵯峨天皇が41才の御厄年の時、愛染明王と不動明王が一体化し、諸々の災厄を打ち払い魔障を打ち平らげる霊威を夢幻に感得したのを弘法大師がお聞きになり、大師自ら白檀木に愛染明王と不動明王が一体となった明王像を刻まれました。


厄神明王様の向かって左側の愛染明王は、総ての悩みの根源である愛欲を清らかなものに浄化し高めていく深い愛情と大悲を注がれる霊験を持ち、右側の不動明王は、目に見える悪と見えない煩悩を智恵の火で焼き、縛り上げる等の力をお持ちです。
このように厄神明王様には、一切の災厄を打ち払い、厄除開運、家内安全、無病息災、交通安全、商売繁盛、病気平癒等々諸願成就の御霊徳があります。


扁額は「日本三體 厄神明王」


厄神堂から見た中楼門です。


厄神堂から右へ行くと薬師堂


西国薬師霊場 第二十番です。


門戸厄神さんは弘法大師の開基で、御本尊は薬師如来をお祀りしています。
東光寺という名称は薬師如来様の住む浄土、東方浄瑠璃世界から光を発せられる寺という意味で名付けられました。
扁額は「瑠璃光殿」です。


薬師堂と厄神堂の間に「金箔宝珠」があります。
祈願する時やお礼参りの時にお供え物として金箔を仏様の功徳に感謝してお供えするようです。


こちらは慶寿石です。
この石には大自然の力が宿っており、さまざまな幸運をもたらします。
やさしくふれて御利益を授かります。


慶寿石の左後ろは、大黒堂・愛染堂は大黒天と愛染明王をお祀りしています。


西国愛染十七霊場 第二番


「延命魂(根)」
高野山奥の院、弘法大師御廟近くの参道に樹齢八百年の老杉がお大師様を守護しておりました。生命をまっとうしたその杉の根を高野山金剛峯寺より東光寺へお下げ賜った霊木です。
永い間、幾千万の人々の祈りと神仏の魂がこもった霊木でありますので延命や病気平癒の御利益があります。


「祈願かえる」
古くから蛙に祈願すると元にかえる、栄えるといわれています。
お金がかえる、絆がかえる、失せ物がかえるなど運気が上がり何事も飛び越え飛躍できます。


「宝輪杉」
高野山 奥の院で八百年延命した大杉の年輪には歴史が刻まれています。年表に沿って輪を眺めてゆくとその時代・時代に思いが馳せることが出来ます。延命魂同様、これに参ることで厄除開運、家内安全、身体健全などのご利益が得られます。


大師堂


弘法大師空海をお祀りしています。


厄神堂と薬師堂の間から奥の院に向かうと稲荷社がありました。


扁額は高安稲荷大明神


奥の院です


扁額は日本三体 厄神明王


不動明王像も祀られてました。


西国四十九薬師霊場第二十番の御朱印いただきました。
開創三十五年の記念印押していただきました。


こちらは日本三躰厄神明王の御朱印です。


門戸厄神さんは後厄の年から十何年ぶりに来ましたが、寒い冬の日に来たなぁ~ぐらいの印象でした。
たぶん厄除け祈願の人が多く、ろくに境内を散策してなかったと思います。
やっぱり人が少ない時期にお参りするほうがゆっくりお参りできていいですね。😁