近畿三十六不動尊霊場第二十二番札所 北向山不動院 | imachanのお参り

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平成30年の初詣に藤森神社の御朱印を頂いてから御朱印収集にハマってます。お参りした神社仏閣と御朱印を紹介します。

城南宮から近鉄竹田駅までにお寺の山門が見えてきたので行ってみるとそこは北向山不動院。
近畿三十六不動尊霊場第二十二番札所でした。
この日の目的場所は城南宮と三室戸寺でしたが、思いもよらないお寺の発見でしたのでお参りすることとしました。
山門
山門で合掌🙏してから境内へ🚶
参道には千手観音菩薩、虚空蔵菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩の石像が並んでます。
梵鐘の銘は霊元天皇の皇子二品済深親王が書かれたもので、元禄七年(1694年)名越昌乗齋浄味によって鋳造されたものです。
大護摩厳修道場
毎年、鳥羽天皇ご誕生日(1月16日)を祝しての採燈大護摩供養は創建当初より続き「一願の護摩」と呼ばれています。
境内には五大明王や十二支の守り本尊の石仏があります。


洗心井戸から湧き出るお水を「洗心水」といい(本堂東側にもあります)嘉永二年の昔から行者の修行を行うお滝や参拝者の心身を清めるお水として大切にされています。
この「洗心水」で心身を清め護摩壇の「龍泉水」のお水でお不動さんに「心願」を唱えてお供えします。
こちらが龍泉水です。
不動明王三尊と大日如来
鳥居の奥の石の中央に白蛇大辨天天女
その両脇に白龍大辨天天女・白雲大辨天天女
延命地蔵尊と六体地蔵尊
御本尊の不動明王は秘仏で重要文化財ですが、1月16日の護摩の時のみ開扉されご加持も行われています。
御朱印は御本堂の中へ靴を脱いで上がって右側の部屋で頂きますが、御朱印を書いて頂いている間、奥に行ってもいいとのことでしたので参拝させて頂きました。🙏~
中はとても幻想的なありがたい空間でした。
護摩堂
こちらをくぐって本堂の東側へ行きます。
薬師堂
不動の滝
お瀧洗心井戸
開山堂は興教大師をお祀りしてます。
大治五年(1130年)鳥羽天皇が鳥羽離宮で興教大師よりご加持を受けられました。ご霊験を受けられた天皇は興教大師を開山上人とされ興教大師は仏師康介に不動明王を刻まされ、不動明王を王城鎮護のため北向に安置されました。
近畿三十六不動尊霊場第二十二番札所の一願不動の御朱印頂きました。
三室戸寺の参拝時間を気にしながら近鉄竹田駅へ急いで向かいます。