西国三十三ヶ所観音霊場第三番札所 粉河寺 前編JR紀三井寺駅から和歌山駅で乗り換えて粉河寺駅へは約1時間🚊駅を降りてまず目にしたのが可愛らしい童男(童男行者)大士像です。宝亀元(770)年のある日、この地に済んでた漁師の大伴孔子古が山中で獣を追っていると地面に光を放っているところを見つけ、その場所に庵を建立しました。そこに童姿の行者が現れ、一夜の宿を求め泊めてもらったお礼に7日間、庵にこもり仏像を作る約束をした。7日を過ぎ庵を覗くと行者の姿はなく、そこには金色に輝く千手観音像が立っていた。孔子古は童男行者こそ千手観音の化身と考え、粉河寺のご本尊として大切に祀ったと言われている。粉河寺までは緩やかな坂道の一本道です。大門橋が見えてきました。「大門」三間楼門で、和歌山県では、高野山・根来寺に次ぐ威容を誇る。宝永四年(一七〇六)総欅造り。金剛力士は仏師春日の作と云われ、尊像の用材は桂の巨木。凄い迫力です。「粉河寺」の扁額「不動堂」弘法大師爪彫の不動尊を安置する「粉河寺案内図」「子育地蔵」子供の無病息災祈願の仏様です。「羅漢堂」「本坊」「童男堂」「仏足石」出現池は童男大士が柳の枝を手に白鳥に乗りこの池から現れたと伝えられています。「念仏堂」阿弥陀如来をお祀りしてます。「露座仏」阿弥陀如来座像「太子堂」「手水舎」「盥漱盤(かんそうばん)」江戸時代中期1775年に粉河鋳物師の蜂屋薩摩掾(てん)五代目源正勝の作と呼ばれているものです。獅子の彫刻が見事です「身代り地蔵尊」「阿野タツ乃自之像」「中門」四天王をお祀りしてます。「風猛山」の扁額は紀州十代藩主 徳川治宝候の直筆です。生きているような目をしてます。四天王の広目天多聞天中門の後には持国天増長天御本堂までもう少し!後編へ続きます。