法然上人が四天王寺に参拝された時、
四天王寺の西門から更に西数丁のところで
美しい日没の光景を目にされました。
空と海を黄金色に染めて落ちていく夕日を
ごらんになり南無阿弥陀仏とお念仏を
称えられました。
上人はその場所に「荒陵の新別所」と名をつけて、日想観というおつとめをされました。
日想観は、西方に沈みゆく太陽に向かって念仏を称え、極楽往生を願う観無量寿経というお経に説かれている念仏修行のひとつです。
鉄骨造りの山門
両脇に青銅製の仁王像
本尊 阿弥陀如来
アクセス JR天王寺駅から約15分
地下鉄谷町線
四天王寺夕陽ヶ丘駅から約12分