こんにちは!

大阪ひざ関節症クリニックの専属トレーナーです!

 

 

前回Vol.16では正しい歩き方をお伝えしましたがいかがでしたか?

根気よく少しずつ改善していきましょう!

 

次は足首にアプローチしていきます。

 

O脚の人にみられる症状の一つとして、

回内足というものがあります。

 

O脚は膝が開いた状態であり、

重心は足の外側にずれていきます。

実際に立ったまま膝だけを開いてみてください。

小指側に体重が乗って、親指側が浮いてくると思います。

親指側を地面につけようと思ったら、

足首を内側に入れ込まないといけません。

 

O脚が進行するにつれてバランスを保つため、

自分が意識せずとも勝手に足首がどんどん内に捻られていきます。

 

その状態がつづくと、

後脛骨筋(つま先立ちに必要な筋肉、土踏まずを保つ筋肉)

長趾屈筋(足の指の親指を除いた4本を曲げる筋肉)

長母指屈筋(足の親指を曲げる筋肉)

これらの筋肉が引き延ばされゆるんでしまい、

偏平足を引き起こしたり、

場合によっては内くるぶしのあたりに炎症が起きたりします。

また、足首を正常な位置に保つことができなくなるので、

結果的にO脚も助長してしまいます。

 

ゆるんでしまった、

後脛骨筋、

長趾屈筋、

長母指屈筋を鍛えて、

O脚の進行を防いでいきましょう。

(膝窩筋は小さい筋肉なので一旦おいておきます)

 

その方法がこちら。

足を軽く開いて、つま先を内に向けます。

そのままつま先立ちになって1秒キープ。

ギリギリまでおろしてもう一度。

20回繰り返すのを3setしましょう。

 

 

そのあと足をすぼめる運動をやっていきます。

あまりやったことがない動きだと思うので、

最初は難しいかもしれません。

足を地面に完全につけたまま、

土踏まずを上に引き上げるイメージです。

20回3setです。

 

この運動を毎日することで、

足のアーチが元に戻り、

バランスの取れた重心移動が可能になります。

 

ぜひ続けましょう。千里の道も一歩より。