GWで一旦終了となる大船渡付近のマスジギングに続き、例年GW過ぎから、スタートするのが宮古の夏マスです。

GWを境に三陸の海水温が上がり沖にいた群れの多くは北の海に帰ります、また川に遡上する群れはより岸沿いを回遊しそれぞれ目当ての川の流れ込む湾へと向かいます。その群れが入り始めるのがGW過ぎから、大きな群れが入るのは5月中旬過ぎから6月初旬位で8月くらいまでは狙えます。宮古の夏マスは主に閉伊川に上るであろう群れです、川に遡上する前にその川水が混じる湾口付近のベイトが溜まるところでエサを食べながら川へ遡上する為の準備をしています。

 

 

 5キロオーバーのメモリアルマス

 

 

 ジギングで狙う以前から定置網や小舟でのトローリングで漁の対象となっていました。震災の年、6月位に銀鮭を釣っていると、それに交じりサクラマスが良く釣れました、ジギングで釣れると分かり翌年から本格的に狙うようになったのが宮古の夏マスです。年により魚の数、群れが入るタイミングが異なりますが、比較的大型の個体が釣れる事、水温が上がりベイトも豊富になりファイトが春のマスより強烈と、魅力あふれるターゲットです。ベイトは大船渡と同じくメロウドがメインとなり、シーズンが進むとイワシもベイトになります。海水温が上がるので同じベイトにヒラメに、早い年は青物も付くので、マスとヒラメと青物が同時に釣れたりと面白い釣りになります。

 

 マス・ヒラメ・ワラサ 3点セット

 

 

水温が上がりベイトも変わってくるので、釣り方も大船渡の春のマスジギングとは少し変わってきます。ジグを重くして早めの動きでを出し、フォールも宮古では入れていきます。魚自体も川に入り産卵するための体に変わります、時期が進むほど卵が大きくなり胃袋が圧迫され食い気が無くなってきます、春先の様にいつでも食い気がある状態ではなく半日の間に数回か何かのタイミングで食い気が出てヒットし、またしばらく沈黙が続く様になります。

 今年はまだ大きな群れは来ていないようですが、例年これからがメインシーズンです。宮古の夏マス、自分も青森のマダイと並行して狙いに行きマスよ!

 

 

2017.5.29

 

2017.07.27

 

2016.06.07

 

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2019.07.11