昨日は京都市左京区にある貴船神社に行ってきました。

出町柳駅から叡山電車に乗って、約30分で貴船口駅に着きます。

乗った電車は、たまたま特別使用の電車で、車内の片側は2人座りの席が窓に向かって並んでいます。

もう片側は1人席でした。

また、車内には天狗の飾りと、紅葉が描かれていました。

 

 

貴船口駅から貴船神社までは徒歩でしたら、多分30分ぐらいかかると思います。(緩い上り坂になっています。)

ですので、私はバスに乗りました。(約5分)

バス停から貴船神社までは、徒歩5分ぐらいです。

まずは本宮からお詣りです。

 

 

ちなみに「貴船」は、地名では「きぶね」ですが、神社名は「きふねじんじゃ」です。

水の神様が祀られていますので、神社名は濁らないとのことです。

 

 

 

本宮の御祭神は、高靇神(たかおかみのかみ)です。

 

 

 

 

今の時期は、緑がとても美しいです。

 

 

昔、晴れを願う時には白馬を、雨を願う時には黒馬が奉納されていましたが

後年、生きた馬ではなく、板に絵を描いた馬が奉納されるようになり、

それが絵馬の起源になったと言われています。

 

本宮の階段を下りて、奥宮へ行きます。

奥宮に行く途中に結社がありますが、結社へのお詣りは後で。。。

本宮から奥宮までは徒歩10分ぐらいです。

 

 

 

 

広い場所に拝殿が建っています。

 

 

 

奥宮の御祭神も高靇神です。

 

神武天皇のお母様である玉依姫命が黄船に乗って大阪湾からこの奥宮の地に来られ、

その船を石で隠したとされるのがこの石だそうです。

 

 

また「鉄輪」についての説明もありました。

 

 

鉄輪は、夢枕獏さんの小説「陰陽師」にもありますよね。

 

では、結社(ゆいのやしろ)へ。

 

 

 

 

結社の御祭神は、磐長姫命で、縁結びの神とされています。

磐長姫命は、妹姫の木花開耶姫命と共に瓊瓊杵尊のもとに御嫁入されましたが

瓊瓊杵尊が磐長姫命を気に入られず帰されたとのことですので

個人的には縁結びの神?と思っていました。

貴船神社で縁結びとされているのは、和泉式部が、心変わりした夫との復縁をこちらで願い

復縁できたことから縁結びとされているようです。

 

 

大きな「天乃磐船」もありました。

 

 

この時期、貴船は本当に青々と綺麗です。

 

 

川床料理のお店もたくさんありますので、夏に涼を楽しみながらお食事をされるのも良いかもしれません。

(ランチで3000円~4000円ぐらいのようです。)

 

ちなみに私は帰りに出町柳で、出町ふたばさんで「豆餅」と「水無月」を買いました。