こんにちは。

 

大阪・梅田から阪急電車の宝塚線に乗ると、

雲雀丘花屋敷(ひばりがおかはなやしき)という、何とも美しい駅名の駅があり、その次が山本駅、

そして中山観音 → 売布神社 → 清荒神 → 宝塚 と続きます。

昨日は、売布神社と中山観音に行ってきました。

 

売布神社は「めふじんじゃ」と読みます。

 

 

この階段を昇った正面がご本殿です。

 

 

ご祭神は、下照姫神と夫の天推彦神です。

こちらでは、下照姫神は「衣食財」を司る神様として祀られています。

 

 

この写真を撮った時はご本殿が閉まっていたのですが、あとから神社の方が来られて、

ご本殿の扉を開けてくださいました。

思っていたより、奥行きのあるご本殿でした。

 

ご本殿の向かって左側には、市杵島比売姫神社があります。

 

 

ご本殿に向かってすぐ右側には、豊玉神社があります。

 

 

稲荷社です。

 

 

そして、神武天皇遥拝所。

 

 

他の神社で「遥拝所」といえば、だいたい伊勢神宮なんですが、こちらは神武天皇・・・。

なぜかなと思い調べてみると、豊玉神社の豊玉姫は神武天皇のお祖母様なんですね。

 

そしてご本殿の前には「祈願の木」がありました。

 

 

こちらの神社は山の中にひっそりとあり、シニアの方々が軽いハインキング・・・という服装で来られていました。

 

さて、お隣の駅にある中山寺です。

駅を降りるとすぐ食堂やお土産物屋さんがあり、100mぐらいでお寺に着きます。

 

 

中山寺は、聖徳太子が創建され、豊臣秀吉が子授けを祈願して秀頼が生まれたことにより

安産守護のお寺として有名です。

昨日は七五三のお詣りのご家族でいっぱいでした。

 

 

こちらのお寺では、ご本堂へ行くまでに左右にいくつかの塔頭があります。

各々の塔頭では、生れ年ごとに決まっている守護仏さんを祀ってられます。

 

未・申年:大日如来様 「宝蔵院」

 

 

 

戌・亥年:阿弥陀如来様 「華蔵院」

 

 

 

 

辰・巳年:普賢菩薩様 「観音院」

 

 

 

丑・寅年:虚空蔵菩薩様 「成就院」

 

 

 

中山寺には妊婦さんが来られることが多いからだと思いますが、エスカレーターとエレベーターでご本堂に行けるようになっています。

 

ひとつエスカレーターを昇ると、左手に閻魔堂が見えます。

とてもカラフルで綺麗なお堂です。

 

 

そして奥に、午年:勢至菩薩様 「寿老神堂」

 

 

この寿老神堂の奥に珍しいものがありました。

「石の櫃(いしのからと)」

 

 

第14代 仲哀天皇の奥様のお墓だそうです。

 

さらにエスカレーターを昇るとご本堂がありました。

こちらのご本尊は、十一面観世音菩薩様です。

ご本堂の右手には、とても美しい五重塔が見えます。

 

 

 

この五重塔は平成29年に400年ぶりに再建されたもので、空が青いので分かりづらいかもしれませんが

青色の屋根なんです。

 

そしてご本堂の左手には、阿弥陀堂と大願塔

 

 

中山寺は多くのお堂がありますが、1時間近く歩けば奥之院まで行くことが出来るそうです。

梅林もあるようですので、春にお参りに行かれるのも良いかもしれませんね。