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セラピストだより ２０２４年７月２７日号
六波羅蜜
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あるてみすてんぷるの沙羅です。
日本には春と秋にお彼岸があります。
春には牡丹餅、秋にはお萩をお供えしてご先祖様を供養するのと同時に
自分自身を見つめる期間としても与えられた時間です。
また、この日は昼と夜がちょうど半分になります。
これは仏教では「中道」ということが言われ、対立する感情を捨てて
偏らない心を大切にする、ということを学ぶのです。
調和の心を学ぶと言ってもいいかもしれません。
また彼岸とは、こちらの世界からあちらの世界にいく川の向こう岸を
悟りの世界に喩えます。
逆に、今私たちが生きている現実世界を此岸といい、仏教では此岸から彼岸に
行くことを目指すのです。
その為に行う修行があり、それが六波羅蜜と言われるものです。
施しをしましょうね、といわれる布施。
戒律を守りましょうね、といわれる持戒。
耐え忍ぶということを学びましょうね、といわれる忍辱。
悪に入るのではなく、真実の道を進みましょうね、といわれる精進。
精神統一をし、心を安定させましょうね、といわれる禅定。
智慧を得て悟りというものを完成させましょうね、といわれる智慧。
この六波羅蜜を行えばよいのです＾＾
日々の生活の中で出てくる自分でも気付かない、(。´・ω・)ん?ということに
いかに違和感を持てるかです。
そこに気が付いたらスルーしないで見てあげましょう。
しかし、この子たち。非常に狡猾でして取られてなるものか！
とフェイクします(笑)
あらあら、この子たちは、とやんちゃな幼子を諭すように根気強く対峙しましょう＾＾v
いつか終わりますよ。
それを信じて行いましょうね。
