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セラピストだより 2024年7月18日号
自己の神性講座
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あるてみすてんぷるの沙羅です。
昨日は「キングダム」の映画を観てきました。
夕方からの上映だったので人が少なく、ゆったりと観ることができました^^
そこで思うこと。
大沢たかおさんの演じる王騎将軍が好きだなぁ^^と。
また王騎将軍の言葉が好きだなぁ^^と。
これは作者の方の言葉になるとは思うのですが。
心に残る言葉というものを胸に日々過ごしていきたいと思います。
俳優の方で作品ができあがるとインタビューを受けられますでしょ。
そのインタビューを拝見していると、長く残る方、というか作品に起用される方
が決まっていますでしょ。
その方々の語る言葉というのは、役に対してどのような思いであるのか。
自分はどのような役を創りたいのか。自分はこうしたい、といったようなものを
しっかりと自分の言葉で語られますよね。
聞かれた時に自分の言葉で語れるという方が残っていかれるんだな、
と思います。
これは俳優さんだけに当てはまるのではなく、どこの世界にも当てはまります。
皆がトップに立つ必要もないのですが、
自分の思いをしっかりと語れることは自分の内を見る時に必要になってきます。
私の中で好きなリーディングがありまして。
それがこちら。
「命を得たいと思うなら、あなたはそれを与えなければならない。
愛を得たいと思うなら、あなた自身が愛に溢れることを示さなければならない。
友を得たいと思うなら、あなた自身が友にふさわしいことを示さなければならない。
平安と調和を得たいなら、自分のことは忘れて、あなたと交わる人々の中に
調和と平安を作ることだ。」
これは37歳の男性に与えられたライフリーディングの中の一コマ。
この男性には最初に警告ともとれる言葉をケイシーは述べています。
それが「自分自身をどのように使うかによって、良いものにもすれば、
悪しきもの、関わりのないものにする。
つまり、それぞれの魂が物質界に現れたところのものを実現するために、
理想的な仕方で時間と機会を使用するように自分を使うかどうかによってである。」
というもの。
私たちは自分を表現しようとして生きています。
その時に自分の意識や行動によって、良いものになるのか、悪しきものになるのかが
決まっていきます。
その時の判断基準は、神さまが目の前にいるとしたらどのようなことを
喜ばれるだろうか?ということです。
この男性は4つの過去世を明かされたのですが、その中の一つにイエスの磔刑の
時に関わっていたという過去世があります。
この時彼はローマ兵でした。
ローマ兵ということは、イエスを迫害した側にいたということになります。
ですから権力者の命令に従ったと。
ケイシーはここでこのように彼に説きます。
「人がどのような地位や立場にあろうとも
――権力の座にあろうと、秘密を打ち明けられる立場にあろうと、
防衛の地位にあろうと、どのような性質の活動にあろうと――
同胞に対する自分の活動を通じて、そのような地位にあって父の栄光を現す機会に
ふさわしいとされたが故に、そのような地位に就くのである。
それなしには、如何なる人もその地位に就くことができないと知るべきである。」
この考え方は非常に重要でして、私たちは目の前の自分の考えであの人が悪い、
この人が良いと判断しがちです。
後々振り返ってみたら、人間の目からみればどうしてそんなことが?
と思えるようなことでも、神さまの目から見たらよしとなれば
どんな状況でも使われますし、どんな人でも使います。
私たちは自分の霊がそれによって浄化されることを考えるということの一択で^^/
この方のリーディングは他にもケイシーのリーディングの要となる言葉が
満載なのですが、あまりたくさん詰め込んでも入りませんでしょう?(笑)
全てにおいて、自分に引き付けて考えましょうね。
同じ課題でも境涯が違いますので、違った解釈と気付きが生まれることを忘れずに。