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セラピストだより 2024年3月4日
積善の家には必ず余慶あり
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あるてみすてんぷるの沙羅です。
易経に「積善の家には必ず余慶あり」という言葉があります。
これは善い行いを積み重ねた家にはその結果として子孫に必ず幸福が訪れる、
という意味です。
私たちは自分中心に考えることが多く、善行はすぐに自分に返ってきてほしい、
と思いがちです。
この「子孫に」という言葉を見逃しがちなのですが、
私たちにすぐに、ではなく後々の子孫に善行が返ってくるよ、ということです。
長期的な視点で見なければいけません。
私たちは永遠不滅の魂存在だ、と理解されているのであれば、
今自分がどうすればいいか分かりますよね。
実はこの句の後ろにはまだ続きまして「積不善の家には必ず余殃あり」と。
要は、不善を積み重ねた家では、その災禍がひいて必ず子孫に及ぶ、
ということです。
ですから私たちは自分のなしうる善を重ねていきましょう。
そうすれば自分の子孫も助けられますから^^
聖書にも同じようなことが詩編に出ています。
詩編はダビデが書いたものが多いので、ダビデの生き方を見ればよく分かります。
ダビデはやっちまったをした王様ですが、それでもすぐに反省して
神さまごめんなさい、赦してください、と神を讃えた王でした。
色々な場面でダビデが神を讃える詩を私たちは目にします。
それを知ると、聖書に出てくる神の言葉
「ダビデのゆえに」という言葉の意味が分かりますよね。
最初は「アブラハムのゆえに」でしたが^^
とにかく、私たちは神さまを讃えながら、なしうる自分の善行を行い、
そして栄光は神に返しつつ、命を全うしたいものですね^^