工務店のシーキューブに建ててもらっているときから、心配していた主寝室の天窓ですが、予めデメリットを理解して、それを補うように工事をしていただいたおかげで、現状は問題なく使用できています。
天窓の一番の問題点として、夏場の暑さと夜の雨音が問題でしたが、どちらもロールカーテンをすることで、かなり軽減されています。
しかし、どちらも軽減されているだけで、完全に問題点がなくなっているわけではなりません。
天窓から大雨のときは、雨音がそれなりにしていますが、定期的に鳴る自然の音なので、エンジン音や人の声と違って私は気にはなっていませんが、音で一瞬は目が覚めています(笑)
寝室を無音にしたいのなら、天窓は止めたほうがいいですけど、雨音で外の天候がわかるのも乙なものですよ。
暑さ対策にしても、高い位置に開けっ放しにできる小さな窓を取り付けたり、換気扇を付けたおかげで、天窓を付けた為に、ものすごく暑いということはありません。
ただ天窓がない部屋と比較すると、真夏は最高で2℃前後の温度上昇がありました(笑)
私は、真夏でも温度上昇が2℃前後で押さえられていることに十分満足しているのですが、この件に対してもどう感じるかは人によって違うでしょう。
ただ冬場の日中の天気がいい日は暖かい日差しが入ってくるので、ロールカーテンを開けておくと、部屋の温度が上がっていい感じになりそうですよ。
居室に天窓を設置するのなら、ロールカーテンはかならず付けましょう!(ロールカーテンがないと、日中の明るさの調整や、温度調整が出来なくなります)
天窓のデメリットから書きましたが、やはり部屋が明るくなることが天窓の最大のメリットだと思いますね。
あと天井から外の景色がみえるというのは、何度見ても不思議な気持ちになります。
勾配天井の部屋に天窓が付くことによって、独特の雰囲気になりますよ。
これらに利点を感じないのであれば、逆に天窓はつけないほうがいいですね(デメリットのみになってしまいます)
私個人は、シーキューブの野口さんと相談して、予算が許す範囲でデメリットの対策をした上で、新築の家に天窓を取り付けていただいたので、非常に満足していますよ。
でも何も対策をせずに、主寝室に天窓をつけていたら、雰囲気がよくてもデメリットの多さに後悔していただろうと思います。
ただ、これから家を建てる人が天窓を付けるかどうか悩んでいて、私に相談をされるのなら、「実用性を考えるのなら、天窓は付けなくていいですよ!」とはっきり言います(法的につけなくてはいけない場合は除きます)
なぜなら天窓を設置するかどうかは、天窓の実用性云々よりも、やっぱり趣味の世界だと思うのです!
だから天窓を設置したい人は、人から止められても取付をするだろうと思うのですよ。
趣味でつけたのなら、少しぐらいデメリットがあっても許せますからね(笑)
でも実用性を重視して天窓を設置したのなら、きっとデメリットに我慢できないと思うのです。
これから天窓の設置を考えている人は、メリットとデメリットをよく考えて(あと設置場所もよく考えて)、天窓を取り付けると、天窓の実用性よりも雰囲気にきっと満足できると思いますよ。