2024/9/7 2024年第九回関西OAM開催報告ほか | 「おおさかCB1456・JQ3BAK」のブログ

「おおさかCB1456・JQ3BAK」のブログ

Free Licence Radio Station & Amateur Radio Station

台風10号の影響が心配されましたが、当初の予報は大幅に外れ、念のために4日(水)に六甲山に下見移動をしても異常がなかったので、予定どおり開催することができました。

 

月1回の土曜CMを終わらせたあと、実家に車を借りに行って、荷物を積み込んで、いつもどおり六甲山に向けて出発。府道2号中央環状線も宝塚市内もなんだか車が多めで、少々時間がかかりましたが、無事に到着。荷物を背負って登山を開始します。

 

image

 

image

 

image

 

山頂に到着するとすでに「ヒヨウゴAB717局」がおられて、デジ簡を運用中。それからアマチュア無線を運用中の方が1局。

 

image

 

image

 

わたしも無線運用を開始。アマチュア局がHFハイバンドを運用されていたので、NTS115の展開はあとまわしにしてまずは、1200MHzでCQCQ!ノーメリット。

 

image

 

「きょうとSH208局」が山頂に来られてごあいさつ。「きょうとSH208局」がID-52を出されて430MHz帯を受信すると音楽?混信?のようなものが入るとのこと。わたしのDJ-G7とモービルホイップアンテナの組み合わせではそんなことはなかったのだが…。

試しに430MHz帯でCQを出してみると、たくさんの局に呼んでいただいてQSO。その間に「さかいMK120局」や「おおさかYK520局」、「トヨナカAA244局」も来られて、それぞれ関西OAM開催の準備へ。

 

image

 

ところが、日が暮れてまもなくすると、大量の虫が各局のライトに誘引されてすごいことに。わたしもアマチュア無線の運用を終えたあと、三脚に小型ライトをセットしたのだが、ライトのレンズの半分以上が虫に覆われてしまう事態に。

 

20時になって当局も関西OAMの運用を開始。

ところが、最初のCQを出すと、それまでバンド全体が静かだったのに、それを待っていたかのように違法局の混信が入ってきてとんでもないことになりました。また、今回は一度にたくさんの局に呼んでいただいて、「受信します!」の直後はリグがうなってまったくとれない状態に。こういうときは受信時間をかなり長めにとるようにしています。そうすると後の方でパラパラと呼んでいただく局をピックアップできます。逆に言えば最初の方で一生懸命呼んでいただいた局、まったくとれません。

2回目のCQ。違法局の混信がおさまったかと思ったら次にやってきたのは「キュルキュル」「プープー」ノイズ。どうせならこのままコンディションが上がってくれたらいいのになぁ・・・と思いながら、でもそうはならず。そしてまたたくさんの局に呼んでいただいてリグがうなる・・・。

3回目のCQ、こんどはS3〜5ぐらいの空電ノイズといっしょ。これはNTS115のNBでごまかせるのですが、NBをオンにすると弱い局が少々とりにくくなる気がします。

という感じで20時台前半は「きょうはなんだかいそがしいなぁ・・・」と思いながらやっていました。

 

<デジコミの部>は「きょうとSH208局」が前回にひきつづきゲストオペレーターとして運用。サポーターは「トヨナカAA244局」ということだったんですが・・・ごらんの通りです^^;

 

image

 

image

 

<デジ簡の部>はひさしぶりに山頂に来られた「さかいMK120局」がゲスト運用。「さかいMK120局」は以前にも何度も関西OAM開催時に山頂に来られていた局で特小のキー局を担当されたこともある局です。ただ、<デジ簡の部>のオペレートは初めてということでした。となりでは「ヒヨウゴAB717局」がノートPCを持ちこまれてリアルタイムロギングをしたり、八木アンテナを回したり。

 

image

 

<特小単信の部>は「おおさかYK520局」が運用。

 

image

 

さて、「オオサカKS419局」も来られて<特小レピーターの部>が始まったかと思ったら、「トヨナカAA244局」とともに山頂をあっちへこっちへとされていて…。前回同様のレピーター専用機「DJ-P102R」を持ってこられたのだが、それを固定するポールや三脚がないとのこと。

しばらくはわたしの三脚に「ヒヨウゴAB717局」が荷物を固定するために持ってこられていたマジックテープで固定していたのですが、アンテナが三脚のポールと干渉してしまってあんまりよろしくない様子。

それで結局どうなったかというと・・・

 

image

 

image

 

「トヨナカAA244局」の椅子にリグをくくりつけて、その椅子を「六甲山最高峰」の標柱に乗せる?嵌める?という荒技に・・・^^;

 

image

 

さて、<市民ラジオの部>の話に戻りまして、20時台後半から21時台はノイズも少々落ち着くとともに、チェックイン局もまばらになってきます。

そして毎月そういうタイミングでチェックインをいただくのが「みえDA829局」です。チェックイン局がまばらになって、他局とかぶらずにチェックインできるタイミングを見計らっておられるのでしょうか。そして、毎回ギリギリをねらいながらしっかりと変調をのせてチェックインされるその運用の上手さには恐れ入ります。

最近は三重県桑名郡木曽岬町にチェックインポイントを絞り込んで、コンディションの変化のちがいを毎月楽しんでおられるのだとか。六甲山とは距離が140km弱ですが、あいだに鈴鹿山脈の鎌ヶ岳が挟まっています。

今回はノイズの中から微かに「きゅうぅぅ」(みえDA829局のラストレター)という特徴的な抑揚のついた声がきこえてきたので、わたしも「あぁこの時間だしこの変調だし、たぶん『みえDA829局』だろうなぁ」と思いながらQRZを送ったら正解でした。QSBを伴いながら無事にRSレポートと運用地を交換できました。

今回初めて関西OAMでカメラを回していましたので、その際の動画を掲載いたします。「みえDA829局」にはご承諾いただいています。

 

 

22時ごろになって各バンドともに次々と関西OAMの運用を終了しました。

各局いろいろ予定があるとのことで、今回は反省会はなしで解散しました。

「トヨナカAA244局」にはオヤツをいただきました。ありがとうございました。

 

最後になりましたが、今回もたくさんの皆様のご参加ありがとうございました。

次回は10月5日(土)夜開催の予定です。

関西OAMのチェックインログは関西OAMのブログをご覧ください。

 

関西OAM運用以外のログは次のとおりです。

 

 

2024年9月7日 大阪府吹田市常置場所

7MHz:IC-7300M+UHV-9 50W

 

5:46 JI1WYX局 57/59 7MHz/SSB(LSB) JCC1408: 龍ケ崎 - Ryugasaki (茨城)
5:48 JE6GHL局 59/59 7MHz/SSB(LSB) JCG41003: 杵島 - Kishima (佐賀)
5:57 JA4FBO局 57/54 7MHz/SSB(LSB) JCC3313: 美祢 - Mine (山口)
6:16 JQ7DEC/7局 59/59 7MHz/SSB(LSB) JCC0701: 福島 - Fukushima (福島)
6:27 JA8IIF局 53/58 7MHz/SSB(LSB) JCC0129: 富良野 - Furano (北海道)

 

 

 

2024年9月7日 兵庫県神戸市北区六甲山最高峰移動

430MHz:DJ-G7+SG9500M 4.5W

 

18:21 JS3HAN/3局 59/59 430MHz/FM JCC2512: 枚方 - Hirakata (大阪)
18:25 JJ3VKS局 59/52 430MHz/FM KU270106: 垂水 - Tarumi (神戸市)
18:28 JK3HFJ局 59/55 430MHz/FM JCC2713: 赤穂 - Ako (兵庫)
18:30 JL3GQZ局 59/51 430MHz/FM JCC2702: 姫路 - Himeji (兵庫)
18:37 JQ3KAR局 59/59 430MHz/FM JCC2707: 芦屋 - Ashiya (兵庫)
18:40 JO3XME/3局 55/55 430MHz/FM JCC2309: 甲賀 - Koka (滋賀)
18:44 JR3LEZ局 59/59 430MHz/FM JCC2718: 川西 - Kawanishi (兵庫)
18:45 JI3PZP/3局 59/55 430MHz/FM JCC2713: 赤穂 - Ako (兵庫)
18:47 JQ3HPV局 59/58 430MHz/FM KU250106: 西 - Nishi (大阪市)
18:49 JL3HNL局 59/59 430MHz/FM JCC2507: 吹田 - Suita (大阪)
18:53 JK2GZP局 51/51 430MHz/FM JCC2007: 春日井 - Kasugai (愛知)
18:56 JA3QOS局 59/59 430MHz/FM JCC2207: 亀岡 - Kameoka (京都)
18:59 JL4COV局 59/59 430MHz/FM KU310103: 東 - Hinagashi (岡山市)