2021/1/10 2021年第一回関西OAM 開催報告 | 「おおさかCB1456・JQ3BAK」のブログ

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Free Licence Radio Station & Amateur Radio Station

今年の冬は本当に厳しい寒波が次々と日本列島を襲っているわけで,前日発表の六甲山の天気予報は,西の風10m超で気温が非常に低いというもの。

これは,相当覚悟して運用に向かわなくてはと,前日晩に装備を万全にして,着る服まで多めに出して備えたのである。

 

そして,道中何かあっても間に合うようにと,午前6時過ぎに自宅を出発。7時くらいに山上道路の入り口へ。ここでタイヤチェーンを装着。この地点で-6℃。

そして一軒茶屋駐車場まで上がっていくのだが,雪が積もっているのは路肩のみ。タイヤが踏むところは凍ってすらいない。それもそのはず。上の写真で白いものが積もっているがこれは凍結防止用の塩化カルシウム。これでもかっ!というほど撒いてある。結果的にはノーマルタイヤでも上がることができる路面であった。

 

一軒茶屋駐車場に到着後,靴にアイゼンを装着し,山頂へ向かう。さすがにこの登山道はアイゼンなしでは厳しい。

 

山頂到着後,早速テントを展開。

今回は市民ラジオの部の後,デジ簡の部を奈良市固定の「ならAI46局」から引き継いで運用する担当に。

日中開催の時はいつものアース効果が高いとされる岩は使えないので,外れたポイントに設営。9時ごろに「えひめCA34局」その後しばらくして,「トヨナカAA244局」が見えられて,三軒隣り合わせにテントを展開。デジ簡のモービルホイップも設置。

 

運用中は天気が大変よく快晴。そして風はというと,そよ風程度のもので非常に気持ちのいい感じ。前日の天気予報はいったい・・・?それどころか,テントの中の温度はぐんぐん上昇し,日差しがあると時計の温度計で30℃を超える暑さに。途中何枚服を脱いだことか(笑)

 

運用の途中でエリア別チェックインタイムも設けたが,

今回は,北陸方面からのご参加局はなし。おそらくあの大雪では移動運用は厳しいのだろう・・・。

一番遠方からのチェックインと思われるのは,「えひめNH621局」

これは,最初"・・・621"としか聴こえず,何回か聞き返してみると"えひ・・・621"ともはや空耳レベルで聞こえたような気がしたので,呼び返してみるとビンゴであった。これは1st-QSOだったらまずわからなかっただろう。

各局さんに「本年もよろしくお願いします」のご挨拶をして後は相変わらずの早口運用。

正午を回って入感局がまばらになってきたタイミングで,「ならAI46局」担当のデジ簡の部・前半にチェックイン&打ち合わせ。市民ラジオの部を終了してそのままデジ簡の部・後半のオペレートを行った。

最終的に市民ラジオの部には,75局のご参加がありました。

 

デジ簡の部・後半は序盤の方にエリア別チェックインを設定し,奈良からは届かない,西側の地域の各局さんにたくさんチェックインいただいた。

久しぶりのデジ簡の部オペレートはやはり,業務局の混信でたびたび取れなくなり,各局さんには何度もコールをいただくなど,お手間をおかけいたしました。

それに前半の「ならAI46局」のオペレートに比べればやはりかなりの早口。これでもゆっくり話そうと心がけていたのですが,ふと気がつくと,市民ラジオと同じようなペースで喋ってしまっていたのである(汗)

 

デジ簡の部後半は,65局のご参加をいただいて15時前に終了。ふと気がつくと,日はすっかり西に傾き,「えひめCA34局」以外の方々はすでに下山されていた。片付け中に「CA34局」も下山され,当局が最後に山を降りた。

 

何より,今年最初の関西OAMを無事に終えることができました。

今回もたくさんの局長さんにご参加いただきましてありがとうございました。

 

次回,2021年第2回関西OAMは2月7日(日)午前10時からの予定です。

 

 

なお,今回からログは「関西オンエアミーティングのブログ」に掲載させていただきます。

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