今から31年前の1993年に発表、ヒットした平松愛理さんの「部屋とYシャツと私」の最新版が見つかりました。
この曲を知っている方は主に、年齢的に50歳以上の方でしょう。
まずはオリジナルPV
しかし、この歌詞、現代の感覚ではものすごい男女差別に聞こえます。
男女共同参画を勧める政治家、弁護士、社会学者、女性論者と言った、識者の方々からすると紛糾しそうな歌詞です.....。
今は女性の電車・バスの運転士など鉄道員、貨物船のクルー、宇宙飛行士、将棋や囲碁の棋士、雀士、機械の設計士などの進出が非常に進みました。
今の時代、昔ながらの「女性は仕事ができない」と思わせるケースは、かなりなくなってきたと思います(ただし筋肉労働を除く)。
「男は外で仕事、女は家で家事育児」が正しいとされた時代が続いていました。時代背景を考えるなら、そのことには(例外的ケースを除くなら)合理性がありました。
しかし、今の時代、夫の一馬力(最低賃金+α、定期昇給なし)ではとてもじゃないが子育ては無理です。それどころか夫婦で奨学金を抱えているケースもかなりあります。
「男は外で仕事、女は家で家事育児」と主張する方は時代がすっかり変わっていることを、まるで知りません。
なお、現代社会は中高年男性による「著しいお子様化現象」を頻繁に目の当たりにするようになりました。
特にお店や電車内など、マナーを求められる場所で些細なことで癇癪を起こして、ガーガー騒いでいるのはたいてい高齢男性です。その幼稚ぶりは小学生顔負けです。汗。
その光景を見続けていると、私は「女性は感情的になりやすい」とか「女性は仕事ができない」というステレオタイプの考え方をする気が、すっかりと、失せてしまいました。笑、汗。
しかしまあ、実際問題、人間は20歳を超えると精神年齢なんかほとんど上がりません。それどころか、50歳を超えるとむしろ「お子様帰り」を起こします。
ですから、年齢相応の大人の振る舞いをして、その場を取り繕うスキルを上げないといけません。それこそが大人というものです。