今日のBGM
公害で悪名高い足尾銅山。
(抜粋)
足尾鉱毒事件(あしおこうどくじけん)または足尾銅山鉱毒事件(あしおどうざんこうどくじけん)は、19世紀後半の明治時代初期から栃木県と群馬県の渡良瀬川周辺で起きた、日本初の公害事件である。
鉱毒ガスやそれによる酸性雨により、日光市足尾町(旧・上都賀郡足尾町)近辺の山は禿山となったのである。木を失い土壌を喪失した土地は、次々と崩れていったが、この崩壊は21世紀となった現在も続いている
今はどうか知らないが、教科書に「田中正造」の話が掲載されている。
自分も最近まで、知らなかったが今なお、坑道からは鉱毒が湧き続けているとのこと。
その毒の流出を食い止めるためにダムがある。
そういうダムを「鉱滓(こうさい)ダム」と呼ぶらしい。
銅の色に染まっておる。
(画像借用元)
そもそも、地下深く掘ると、だいたいは、「ろくでもないもの」が出てくることが多い。
水銀、鉛、カドミウム、そして放射性物質など。
レアアースも実はとんでもない代物だったりする。
たしかに「レア」(希少)には違いないだろうが、さすがに中国などの”ごく一部”でしか採掘されないほど、希少というのは「善意の」ウソ。
レアアースは金やダイヤモンドと比べると、「地球上のそこらじゅうで見つかっている」らしい。
しかし、下の文章を読めば、一部の国を除いて、よほど条件が良くない限り、レアアースなど採掘できるわけがないことがわかる。
さらに言うと各国政府は「領土及び排他的経済水域ともに、最初から存在すらしていない」ことにしておきたい」理由ががわかる。
(抜粋)
レアアースの原料の鉱石はその地質学的特性上、ウランやトリウムといった放射性元素を含んでいる鉱石が多い
レアアース採掘による放射線で汚染された中国の村
まったく、頭が痛くなる問題です。
地球上の各地にレアアースは”点在”しているのですが、その全てではないにせよ、多くは放射性物質の鉱石とセットになっているのです。
実はこの種の情報はずっと昔から、「経済関係者向き」の新聞のネット記事には掲載されていました。
ですが、未だに政府として公表しません。
「付近の山の地下には実はウラン鉱石など(放射性物質)が眠っていますよ、
放射性の鉱石は出なくても水銀、カドミウムぐらいなら、多分フツーに出ますよ。」
なんて言うと「温泉も地下水も利用できない、怖い怖い」大騒ぎになるに決まっている。
なので、ときには善意の嘘、善意の隠蔽が必要だ。
色が似ている大分県別府市血の池地獄
足尾銅山とは無関係です。