今回は鉄道関係の記事。

 

新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線前

 

動画に関しては鉄道ファンでない人にも見ごたえがあるだろう。

 

まず下のBGMを再生して、何もかもが凍り付く極寒の世界をイメージしてください。

 

(音量注意)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(感想)

・寒冷地の冬は、温帯の冬では考えられないことが次から次へと起こる。

自家用車で言うと、鍵穴が凍っている、エンジンがなかなかかからない、サイドブレーキが外れない、タイヤとと面がくっついているといったこと。

 

 

・レールがまさか、このようなヒビの入り方をするとは驚く。単なるヒビではなく、車輪との踏面が剥離している

 

 

・レールとレールの間の幅は標準機1435mmと思われるが、レールが明らかに巨大。恐らく、貨車一両で100t(4軸貨車=車輪数8なので車輪一個に12.5tの負荷がかかる)ためだろう。

 

 

・山の斜面に大砲(正確には砲弾)を撃ち込んで、人為的に雪崩を起こすことは分かる。だが、こういう危険な任務は軍に依頼すればいいのではないか? また、テロリストが襲撃して来て奪われたらどうするのか。滝汗

 

 

・だが、大砲を撃つのは楽しいと言っている。爆笑これも役得だろう。なお、大砲はミサイルよりはるかに安価なので未だに世界中で使われているらしい。

 

 

・レール一本を丸ごと外すのではなく、カッターで破損個所前後を切り取っている。これでは片側だけにレールに継ぎ目ができることになるので、列車がローリング(蛇行)を起こす可能性がある。しかし、低速運転40km/hでしかも貨物列車なので問題ないのだろう。

 

 

・このような極寒の地では「お客様は神様」は成り立たない。生きさせてもらってることに感謝しないといけない。

 

 

・話ついてだが、シベリア鉄道では電気暖房ではなく、石油ストーブを使っている。電気暖房は電気系統のトラブルがあると作動しなくなり、乗客が凍死するため。

 

 

・石油ストーブはかなりローテクで利便性でも安全性も低い。ただし持ち運びが容易。そして何と言っても、確実に作動するメリットは捨てがたい。ハイテク機器にも「ならではの」弱点アリ。決して万能ではない。厳寒恐るべし。ドクロ

 

 

・アラスカのこの路線では、利用者がいればその場で止めて列車に乗せる。まるで日本のローカルなバスである。座席はソファー使用で立派。こういうところになぜか、お金をかけているはてなマーク

 

 

・日本の鉄道ではローカル線を除き、コンクリート枕木やその他の化学繊維で作った枕木が主流となった。その方が耐久性が高い。

 

 

・しかし、アラスカのようレールの痛みが激しいところでは、むしろすぐにレールを取り換えることができる、昔ながらの「木の枕木」と「犬釘」の方がかえって都合がいいのだろう。

 

↓犬釘

 

↓木の枕木に打ったところ

 

コンクリート枕木の場合。

何か所もあるとボルトを外したり、止めたりするのが面倒。

 

 

(こちらのサイトから借用)

 

 

・日本では普段の保線工事や事故時には、並行する道路から現場に急行できることが多く、その点は恵まれている

 

 

・複線の場合なら、一定距離ごとにポイント(両渡り線)を設けておけば、支障区間でも単線として使うことができる可能性がある。列車の遅れは数十分であり、物資を届けることはできるようになる。やはり、単線で長距離を運用するのはしんどいだろう。

 

両渡りポイント

 

 

・機関車のデザインは昔ながらだが内部は監視モニターを備え、ハイテク化されている。ゲージ(軌間)は新幹線、阪急、阪神、京阪と同じ幅だが車体がとにかく巨大。

 

 

 

最後に

 

上の動画に登場する沿線住民は道路からは近づけず、鉄道でしか行くことが出来ない場所に住んでおり、しかも買い出し列車は週一だの月一では生命にかかわる。

 

 

町への引っ越しが推奨されます。

 

 

もちろん、街には交通事故や犯罪のリスクがありますが、森で暮らす方がよっぽど危険ではないでしょうか。