ラウラの参上により混乱していた新統合軍は一気に態勢を有利に戻す事ができた。
圧倒的な腕前とVF-1Pフレイヤバルキリーの火力で自作可変戦闘機を次々に撃墜していく。
レーダー破壊から始まる強襲攻撃で有利にたっていた反統合系ゲリラ組織の陣形はどんどん悪化していった。
彼らからすればラウラの存在はイレギュラーであり、むしろ化け物を相手にしているようである。

コマンダー機を撃墜された事を受けて他のゲリラ兵はラウラの姿を見ると顔を青ざめた表情をして恐れ逃亡を開始する。
ラウラは逃亡しようとしているゲリラ兵の存在を許さず、無意識に他の部隊の隊員を誘って追撃戦に入り。
ことごとく撃墜していく。

これにより僅か数分でエリア.アスタロスに展開していた反統合系ゲリラ組織航空部隊は全滅。
上空からの脅威を排除した。
次なる目標は海軍施設や海に展開している航空部隊の排除である。

相当数の数の反統合系ゲリラの航空部隊が展開し海軍航空隊と洋上艦隊.対空防御施設と交戦していた。
基地対空防御施設はゲリラコマンドの襲撃を受けある程度の機能が落ちていたが戦闘に支障はなく稼働していた。
洋上艦隊も展開しイージスシステムと航空部隊の連動で思ったより統制の取れている作戦行動を行っていた。

ただし

哨戒艇などの小型艦艇が大破着底する被害を受けており決して軽い被害ではないと伺える。
このまま戦闘を続けても犠牲者が出る一方なので反統合系ゲリラ組織航空部隊の掃討戦を行わねばならない。
ラウラは操縦桿をグイッと引くと一気に高度を上げる。

高高度に展開し上空から敵に向けて急降下強襲を行う。

「なんだあいつは・・・・・・・・・・」

ラウラ「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

「敵か!?」

ゲリラ兵は強襲するラウラの姿を確認したが、一発の銃弾がコックピットを下に突き刺すように貫通し一瞬で爆発する。
これにより敵兵は一気に混乱しはじめた。

「上空より新手あり、白黒のバルキリーには気をつけろ!!奴は化け物だ!!」

ラウラのVF-1Pフレイヤバルキリーはゲリラ兵達から化け物呼ばわりされる。
事実ラウラの働きは化け物と言っていいものばかりである。
圧倒的なスピードを前に畏怖を覚えないものはいない、ただでさえ友軍も敵に回さなくてよかったと思っている程である。

「だがたかが1機だ恐れる必要はない!小隊続け!!」

中には勇ましい者がいたが・・・・・・・

       ズドドドドドドドドドドド ズドドドドドドドドドドド ズドドドドドドドドドドド

あっけなくラウラによって小隊全隊員が一気に火達磨になってしまう。
その光景を見るゲリラ兵は更なる恐怖を覚えてしまう。
このまま自分があの化け物に殺されてしまうのではないかと・・・・・・・・・・
どんどん恐怖心が高まり・・・・・・

「もう無理だ俺は降ろさせてもらう。」

「俺もだあんな化け物なんぞに。」

「コラぁ逃げるな!!戦え!!!」

ついに海軍施設の反統合系ゲリラ組織の航空部隊の指揮系統が崩壊してしまった。
そして待っている結末がやはり・・・・・・・・・・

ラウラの執拗な追撃である。
この追撃により反統合系ゲリラ組織の航空部隊はエリア.アスタロスのように全滅してしまう。
航空部隊が全滅した事によって上空における戦闘は終息に向かったのである。

現時点で新統合軍は知らないがエリア.アスタロスにおける反統合系ゲリラ組織の航空部隊の戦力は壊滅。
もう組織が戦闘を行えるのは一般装備の歩兵のみと言う無残な事実と言う事になってしまう。
航空部隊が全滅しても基地内ではゲリラ兵がまだ抵抗している。

それにラウラにとってはまだ拳銃を持って戦っている大樹が心配である。
ラウラは直ぐ様他のシデンやエリア.アスタロスの航空部隊の隊員と共にエリア.アスタロスに帰還する。

             ズドドドドドドドドド ズドドドドドドド ズドドドドドドド

「航空部隊全滅、基地防空航空隊戻ってきます。」

「海軍施設に展開していた部隊の方はどうなのだ?」

「残念ながだ同様に全滅してます、なんでも化け物がいるそうで恐れてが部隊が混乱し全滅と・・・・・・」

「馬鹿なこんなはずでは・・・・・・これでは同志が決起しないではないか・・・・・・・」

先ほどの航空部隊の報を聞きゲリラコマンドを指揮していた反統合系ゲリラ組織のリーダーは頭を抱えた。
こんなはずの計画ではない、混乱して崩壊したという事と化け物の存在がいるとなれば惑星エデン中の同志が決起せず。
そればかりか新統合政府に恭順してしまう。

これでは完全に称賛がなくなってしまう。
創造力の豊かであるこの指揮官は顔面蒼白してしまう。

「どうします?このまま投降しますか?」

「これでは同志が決起しません、どうかご指示をお願いしますコマンダー。」

「・・・・・・・・・」

部下から指示の催促を受けるが指揮官の混乱のあまり答えを出す事ができない。
このまま一体どうすればいいのかまともな判断をする事すらできない。
意地を張って玉砕するかむなしく全滅するか迫られていた。

「どうするんですか?指揮官?」

「指示をお願いします。」

どんどん指揮官の催促がやってくる。
そして・・・・・・・・・・・・・・

       ズドドドドドドドドド ズドドドドドドド ズドドドドドドド
       ズドドドドドドドドド ズドドドドドドド ズドドドドドドド
       ズドドドドドドドドド ズドドドドドドド ズドドドドドドド

判断が迫られるなか統合軍の銃撃が激しくなる。
そして追い詰められた末指揮官が出したのは・・・・・・・・・・