
【廃工場内部】
ライトの後を追って追撃したオルガを待つ、ラウラとミリア。
オルガが戻らないのと合図がないのでで心配したミリアが奥へ行こうとラウラに言う。
ラウラは命令を遵守する性格であり、オルガの合図があるまで動かないとミリアの言葉を拒否する。
ミリアは必死にラウラを説得するがラウラは首を縦に振らない。
頑固なミリアはここでプライドを捨てる覚悟で、今までに見た事のない顔をしてミリアはラウラを説得する。
ミリア「・・・・」
ラウラ「なんだ?この音っ・・・・・・・・・ミリア?」
ミリア「・・・・」
パチパチパチパチパチパチ
ミリアが何やらパチパチと何か音を鳴らしている。
それにかなり高い音である。
よく見ると指を上手く使い音を鳴らしていた。
何をしているのだろうか?
ラウラは気になってしょうがない。
ラウラ「何をやっているんですか?ミリア?」
ミリア「後に分かるわ、だけど相手に聞かれる可能性があるから今は言えないわ。」
ラウラ「そう・・・ですか・・・」
ラウラが気になってミリアに質問をするが。
事の詳細はライトに聞かれるだとかでミリアは話をしようとしない。
なぜ話そうとしないのだろうか・・・・・・・・
ラウラ「ではミリア・・・・・・」
ミリア「ラック?」
ラウラ「あなたは本気で助け・・・・・・・」
ラウラはミリアに対しオルガを助けられるかどうか聞こうとする。
だがその隙を狙う殺意がラウラとミリアを狙う。
パッ パッ パッ パッ パッ パッ
ラウラ「ハッ」
ブシュ
ラウラ「うっ・・・・・・・」
ミリア「ラウラ!!」
ラウラ「腕をかすった、かすり傷よ。」
突然何処からか、銃撃してくる。
ラウラとミリアは回避するがラウラは不意にも1発かすってしまい。
左腕から出血する。
「よく来たな!女狐達よ!!」
ラウラ達の目の前にライト・ケネディが銃を構えながら見下ろすように登場する。
負傷し血を流れている左腕を抑えながらラウラはライトを見る。
ミリア「貴様はライト・ケネディ.......ハッ」
ラウラ「そんな・・・・・・」
出てきたライトを睨んだ二人であるが、意外な人物が二人の前に現れる。
ライトの前には、拘束されたオルガの姿であった。
ミリア「ブラギナ中尉!」
オルガ「気をつけろ!!!こいつは、スペツナズの一つGRUの一員よ・・・・・父を裏切り殺した悪魔・・・・・」
ライト「そうさ俺はノストラダムスの落し物以前は、GRUにいたのさ。そしてこいつはKGB工作員カリーニンの娘、秘密警察の忘れ形見さ。」
オルガはラウラとミリアに警告する。
それの後を追うようにライトも自らの出生を語る。
KGBとGRUどちらもロシアを由来とする組織。
それに対照的な組織である。
ラウラ「KGB・・・・GRU・・・・なにそれ?」
ケロッ
ミリア「ケロッとしている場合じゃないでしょ、馬鹿!!」
と地球の軍事形態や秘密形態にはまだまだ疎いラウラからすれば頭が?になるような用語である。
ラウラが地球の軍事組織で思い浮かぶのは西側諸国のグリーン・ベレーやFBI.デルタ・フォースぐらいであり、東側諸国のスぺツナズは多少知っている程度でありあんまり知らない。
ミリアは頭がいいので西側諸国や東側諸国の組織は大抵知っている。
ライトはラウラがけろっとした態度に唖然としていた。
そのまま数秒同じような感じになっていたが次第に落ち着きを取り戻して自分の話のペースを戻そうとする。
ライト「ぬぅ.....おほん..........この秘密警察KGB工作員はカリーニンの娘は、腕が優れるが詰めが甘かった.....まるで親父似だな......おいそこのくそ~女、俺に抵抗するなこのカリーニンの娘の命はない!」
ここまでは順調にラウラとミリアを脅す。
これでペースは戻ったと思ったライトであるが・・・・・・・
ラウラ「すいません!KGBとGRUってなんですか?」
とラウラが空気の読めない発言をする。
今の言葉でライトの癇癪袋に亀裂が入る。
ー馬鹿にした生意気な蒼い髪の異星人・・・・・・・
ー絶対に許さんと・・・・・・
そして・・・・・・・・・・
ライト「貴様!俺の小馬鹿にしているのか!ぶっ殺してやる!」
ズドーン
ラウラの頭と髪の間を間一髪弾がすり抜ける。
左腕を抑えながらであるが誰もが畏怖するような華麗な回避の仕方である。
ラウラ「うひゃ危な・・・・」
ミリア「自業自得......」
ラウラは危ないと感じつつ、ミリアは空気の読めないラウラを自業自得と評す。
今の発言は確実にラウラが悪いと。
ー無駄に挑発すると余計な争いがやってくるのに・・・・・
ーまったく昔から変わらないわね。
ミリアは心の中でそう思った。
この心の中でミリアが思った事はラウラ・オルガ・ライトに知られる事はなかった。
ライト「改めていう、この女の命はない!」
ミリア「なんて卑怯なの・・・・(典型的な悪役BY小物のセリフね・・・・)」
とオルガを人質にしているミリアは怯えるふりをしながら小物とライトを見る。
だが
この直後、ライトのオルガに対する取り返しのつかない行為をするとはまだこの時思ってもいなかった。