ブリタイ総司令の決断により、第2次超長距離移民船団メガロード02と姉妹艦メガロード03の出港が今年の9月12日と決められた。
出港地は月面アポロ基地であり、両船団はそれぞれ別ルートで未知なる宇宙の海へ旅立つ事になった。
見つかる惑星が見つかるまで永久的に宇宙を航海する事になる。
メガロードの未知なる海への出港は着々と進んでいた。
【月面アポロ基地 VFーX施設】
和也と絵里が所属するVF-X施設。
クーデターの一件後、重要な事件がなく一般部隊と連携して月面周辺のはぐれゼントラーディやはぐれゼントラーディの監視を行っていた。
絵里はずっと展望台から宇宙を眺めていた・・・・・
星村和也「絵里、最近宇宙の方を眺めてばっかりいるね。」
星村絵里「和也・・・・・・・・」
緑色のボブカットの髪を揺らしながら振り返る絵里。
顔は若干疲れていた。
星村和也「うん?顔色悪いようだけど?」
星村絵里「心配事をね。」
星村和也「心配ごと?」
星村絵里「メガロードの事よ。」
絵里は様々な要因でメガロードの事を心配していた。
クーデターなどのその他の要因、それもメガロードの周辺で起こっている。
出港には反対ではないが、やはり何かがひっかかり不安要素を排除をしなくてはと思ってしまう。
出港当日、はぐれゼントラーディや反統合組織が襲撃するのか・・・・それとも第3者か・・・・・・・・
星村和也「絵里、それを悩んでいたのか・・・・・・・・」
星村絵里「お義父様を慕う兵が起こしたクーデターだってメガロードを襲っているし、出港式に・・・・・・・・」
顔は深刻そうに不安がっている。
和也はなんとかできないかと思ったが、ある現実を思い出す。
それを引用して今の職種に合わした文が頭の中に浮かび上がる。
ガシッ
星村絵里「和也・・・・・・・・・?」
星村和也「僕たちがVF-Xの任務としてきっちり不安要素をアポロ基地から排除すればいい。それだけだよ。」
星村絵里「それでいいのかしら?」
星村和也「メガロード02も最初から危険を承知のはずだよ、僕らは大人しく彼らが惑星を見つける事を祈ろう。」
星村絵里「うん・・・・・・・」
和也の言葉を聞いた絵里は少し不安から解放された。
確かにそうだった、超長距離移民船団は半分危険でいっぱいだった。
運悪くゼントラーディ軍の艦隊か監察軍の艦隊にぶつかり奮戦空しく全滅もありえる。
自分が心配してもそんな事実が変わるわけがない、少し冷静さを失い現実的な事を忘れてしまった。
馬鹿みたい・・・・・
絵里は下を一回向いた後、いつものような笑顔を取り戻した。
何かに取りつかれた物が若干振り払ったかのように。
【2014年 月面近海 小惑星帯】
月周辺の小惑星帯。
第1次星間大戦末期.ボドル基幹艦隊との決戦の際に生じた残骸が漂う宙域である。
暗礁宙域とも言われており、新統合軍のレーダー警戒ラインにも入っていない地区もある。
魔のゾーンとも言われたりしている。
「隊長、マイクローンの輸送艦を確認。」
ベリル「御苦労、襲撃するぞ!」
ボドル基幹艦隊第239分岐艦隊ベリル・ベズドーラ
「エスケスタ!!」
グショォォン
「敵襲!!!はぐれゼントラーディの宇宙海賊共だ!」
「迎撃オペレーション・セクション9発動、迎撃部隊我が艦より離艦せよ!!」
襲撃するベリルの部隊と輸送艦の迎撃部隊がぶつかり合う。
輸送艦の迎撃機は最新鋭機VF-4ライトニングⅢであり、ゼントラーディの戦闘ポッドより優れていた。
「馬鹿なぁぁぁなぜグラージがここまで動きが優れている!!」
だが予想外にグラージとリガードの統制が取れていた。
予想外の強さに護衛のバルキリーパイロットはたじたじであった。
ベリル「腕前はまだまだ未熟か・・・・・・・つまらん!!」
ズドン ズドン
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
その影響か護衛の可変戦闘機は次々に撃破されていってしまう。
護衛のパイロット達の目にも追いつけない程に動く。
まるで化け物だ。
「エマージェンシー、攻撃により操縦不可能・・・・・・・助け・・・・・」
ズギィィィィィィン ゴン
ベリル「これで全滅か、相変わらずつまらん連中だ・・・・・」
「隊長、輸送艦が逃げます。」
ベリル「逃がすか・・・・・・艦橋を潰す!マイクローンの船だ、一撃で済む。」
ベリルは輸送艦のブリッジを破壊するべく輸送艦の航路前に向かう。
輸送艦のブリッジを破壊すれば輸送艦の機能は停止し物資の確保は出来る。
これで終わりだ・・・・・・・・・・
ズゥン
ズドォォン
ベリル「ヤック!?」
突然、ブリッジが目の前で爆発する。
ベリル「またお前か、フィーユ!!」
ベリルは機体を振り向かせ、ブリッジを破壊した奴の方向へ見る。
そこにはログレン・ローと呼ばれる女性兵士の精鋭部隊直衛艦隊の機体があった。
フィーユ「大物は直ぐ仕留めるんだな、ベリル・ベズドーラ。」
第78直衛艦隊(ルン・アラン艦隊)フィーユ・ファリーナ1級空士長
フィーユ・ファリーナ。
第78直衛艦隊.通称ルン・アラン艦隊のエースである。
第1次星間大戦後、戻るべき所を失ったはぐれゼントラーディの一人である。
ベリルとは昔からの旧知であり、仲が悪い。
ベリル「ふん、美味しい所を盗むデ・メルトランが・・・・・・眉つば物のエースが!!」
フィーユ「勝手に言っていろ、能無しのベリル。戦場での獲物を仕留めるのは早い物勝ちだぞ!」
ベリル「誰が能無しだ!!」
周りからはカムジンとミリアみたいと言われる程構図の近い関係であり、当の本人達も失笑する程似た構図であった。
唯一、違う事と言えば実弾で直接攻撃し殺し合う事である。
オルヴィナ「フィーユ1級空士長、おやめください。友軍同士で撃ち合うのは間違っています。」
第78直衛艦隊(ルン・アラン艦隊)オルヴィナ・ナリケル2級空士長
フィーユ「オルヴィナ・・・・・・・」
オルヴィナ・ナリケル、フィーユの副官である。
ミリアの副官であるデワントン同様、真面目な性格をしたよき参謀格。
二人の喧嘩を止める仲裁役である。
しかし、彼女にはある本音が隠されているがそれはなんなのか不明。
オルヴィナ「ルン・アラン司令の本隊と通信が取れました、本隊に合流しましょう。第79分岐艦隊と共にいるようですし。」
フィーユ「そうか・・・・・・・・・ベリル、お前との勝負はお預けだな。」
ベリル「俺に恐れをなしたか?今日こそはお前を殺せるかと思ったが?」
フィーユ「どうだか・・・・・」
ベリル「自信ありげだな、合流先でも己の命を守る事に専念するんだな。」
フィーユ率いる機動部隊とベリル率いる部隊は連絡先に記された合流場所へ向かう。
地球圏にいても新統合軍にやられるだけ、戦力の多い艦隊に合流すれば補給もなんとかなる。
道中、新統合軍の警戒網を切り抜けながらも艦隊へ向かっていった。
ただ・・・・・・・
オルヴィナ「(・・・・・・・フィーユ1級空士長・・・・・・いつまでこんな事を・・・・)」
出港地は月面アポロ基地であり、両船団はそれぞれ別ルートで未知なる宇宙の海へ旅立つ事になった。
見つかる惑星が見つかるまで永久的に宇宙を航海する事になる。
メガロードの未知なる海への出港は着々と進んでいた。
【月面アポロ基地 VFーX施設】
和也と絵里が所属するVF-X施設。
クーデターの一件後、重要な事件がなく一般部隊と連携して月面周辺のはぐれゼントラーディやはぐれゼントラーディの監視を行っていた。
絵里はずっと展望台から宇宙を眺めていた・・・・・
星村和也「絵里、最近宇宙の方を眺めてばっかりいるね。」
星村絵里「和也・・・・・・・・」
緑色のボブカットの髪を揺らしながら振り返る絵里。
顔は若干疲れていた。
星村和也「うん?顔色悪いようだけど?」
星村絵里「心配事をね。」
星村和也「心配ごと?」
星村絵里「メガロードの事よ。」
絵里は様々な要因でメガロードの事を心配していた。
クーデターなどのその他の要因、それもメガロードの周辺で起こっている。
出港には反対ではないが、やはり何かがひっかかり不安要素を排除をしなくてはと思ってしまう。
出港当日、はぐれゼントラーディや反統合組織が襲撃するのか・・・・それとも第3者か・・・・・・・・
星村和也「絵里、それを悩んでいたのか・・・・・・・・」
星村絵里「お義父様を慕う兵が起こしたクーデターだってメガロードを襲っているし、出港式に・・・・・・・・」
顔は深刻そうに不安がっている。
和也はなんとかできないかと思ったが、ある現実を思い出す。
それを引用して今の職種に合わした文が頭の中に浮かび上がる。
ガシッ
星村絵里「和也・・・・・・・・・?」
星村和也「僕たちがVF-Xの任務としてきっちり不安要素をアポロ基地から排除すればいい。それだけだよ。」
星村絵里「それでいいのかしら?」
星村和也「メガロード02も最初から危険を承知のはずだよ、僕らは大人しく彼らが惑星を見つける事を祈ろう。」
星村絵里「うん・・・・・・・」
和也の言葉を聞いた絵里は少し不安から解放された。
確かにそうだった、超長距離移民船団は半分危険でいっぱいだった。
運悪くゼントラーディ軍の艦隊か監察軍の艦隊にぶつかり奮戦空しく全滅もありえる。
自分が心配してもそんな事実が変わるわけがない、少し冷静さを失い現実的な事を忘れてしまった。
馬鹿みたい・・・・・
絵里は下を一回向いた後、いつものような笑顔を取り戻した。
何かに取りつかれた物が若干振り払ったかのように。
【2014年 月面近海 小惑星帯】
月周辺の小惑星帯。
第1次星間大戦末期.ボドル基幹艦隊との決戦の際に生じた残骸が漂う宙域である。
暗礁宙域とも言われており、新統合軍のレーダー警戒ラインにも入っていない地区もある。
魔のゾーンとも言われたりしている。
「隊長、マイクローンの輸送艦を確認。」
ベリル「御苦労、襲撃するぞ!」
ボドル基幹艦隊第239分岐艦隊ベリル・ベズドーラ
「エスケスタ!!」
グショォォン
「敵襲!!!はぐれゼントラーディの宇宙海賊共だ!」
「迎撃オペレーション・セクション9発動、迎撃部隊我が艦より離艦せよ!!」
襲撃するベリルの部隊と輸送艦の迎撃部隊がぶつかり合う。
輸送艦の迎撃機は最新鋭機VF-4ライトニングⅢであり、ゼントラーディの戦闘ポッドより優れていた。
「馬鹿なぁぁぁなぜグラージがここまで動きが優れている!!」
だが予想外にグラージとリガードの統制が取れていた。
予想外の強さに護衛のバルキリーパイロットはたじたじであった。
ベリル「腕前はまだまだ未熟か・・・・・・・つまらん!!」
ズドン ズドン
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
その影響か護衛の可変戦闘機は次々に撃破されていってしまう。
護衛のパイロット達の目にも追いつけない程に動く。
まるで化け物だ。
「エマージェンシー、攻撃により操縦不可能・・・・・・・助け・・・・・」
ズギィィィィィィン ゴン
ベリル「これで全滅か、相変わらずつまらん連中だ・・・・・」
「隊長、輸送艦が逃げます。」
ベリル「逃がすか・・・・・・艦橋を潰す!マイクローンの船だ、一撃で済む。」
ベリルは輸送艦のブリッジを破壊するべく輸送艦の航路前に向かう。
輸送艦のブリッジを破壊すれば輸送艦の機能は停止し物資の確保は出来る。
これで終わりだ・・・・・・・・・・
ズゥン
ズドォォン
ベリル「ヤック!?」
突然、ブリッジが目の前で爆発する。
ベリル「またお前か、フィーユ!!」
ベリルは機体を振り向かせ、ブリッジを破壊した奴の方向へ見る。
そこにはログレン・ローと呼ばれる女性兵士の精鋭部隊直衛艦隊の機体があった。
フィーユ「大物は直ぐ仕留めるんだな、ベリル・ベズドーラ。」
第78直衛艦隊(ルン・アラン艦隊)フィーユ・ファリーナ1級空士長
フィーユ・ファリーナ。
第78直衛艦隊.通称ルン・アラン艦隊のエースである。
第1次星間大戦後、戻るべき所を失ったはぐれゼントラーディの一人である。
ベリルとは昔からの旧知であり、仲が悪い。
ベリル「ふん、美味しい所を盗むデ・メルトランが・・・・・・眉つば物のエースが!!」
フィーユ「勝手に言っていろ、能無しのベリル。戦場での獲物を仕留めるのは早い物勝ちだぞ!」
ベリル「誰が能無しだ!!」
周りからはカムジンとミリアみたいと言われる程構図の近い関係であり、当の本人達も失笑する程似た構図であった。
唯一、違う事と言えば実弾で直接攻撃し殺し合う事である。
オルヴィナ「フィーユ1級空士長、おやめください。友軍同士で撃ち合うのは間違っています。」
第78直衛艦隊(ルン・アラン艦隊)オルヴィナ・ナリケル2級空士長
フィーユ「オルヴィナ・・・・・・・」
オルヴィナ・ナリケル、フィーユの副官である。
ミリアの副官であるデワントン同様、真面目な性格をしたよき参謀格。
二人の喧嘩を止める仲裁役である。
しかし、彼女にはある本音が隠されているがそれはなんなのか不明。
オルヴィナ「ルン・アラン司令の本隊と通信が取れました、本隊に合流しましょう。第79分岐艦隊と共にいるようですし。」
フィーユ「そうか・・・・・・・・・ベリル、お前との勝負はお預けだな。」
ベリル「俺に恐れをなしたか?今日こそはお前を殺せるかと思ったが?」
フィーユ「どうだか・・・・・」
ベリル「自信ありげだな、合流先でも己の命を守る事に専念するんだな。」
フィーユ率いる機動部隊とベリル率いる部隊は連絡先に記された合流場所へ向かう。
地球圏にいても新統合軍にやられるだけ、戦力の多い艦隊に合流すれば補給もなんとかなる。
道中、新統合軍の警戒網を切り抜けながらも艦隊へ向かっていった。
ただ・・・・・・・
オルヴィナ「(・・・・・・・フィーユ1級空士長・・・・・・いつまでこんな事を・・・・)」