シェルバン戦役の影響でウォルガー星系は荒れてしまった。
宇宙海賊と傭兵が横行し新統合軍の警備隊の堕落、この星系は銀河一の危険地帯と化した。
西暦2038年、ジャンク屋のラッキオ屋を営む家族の次男キオ・ラッキオは廃棄された輸送艦から謎のバルキリーを発見する。
新統合軍でもシェルバン共和国などの軍隊の物ではない謎のバルキリー.VF-Xフラッシュライトとのファーストコンタクトであった。
だがその直後、新統合軍とシェルバン共和国の両軍につけ狙われる事になる。

そこでキオは知り合いの傭兵で第1次星間大戦のあの天才エースのクローンと噂されるガイ・ジェナスに3号機を引き渡しもしも危険な目にあった時のための保証を確定した。

家族一家は自衛のためにも可変戦闘機を複数購入し自分達の家業であるジャンク屋を続けた。
多くの仕事と戦闘を経て少年キオは成長していったが・・・・・・・ある歴史に乗らないような小さな事件に巻き込まれる事になる。

                                  【惑星ナービス新統合軍基地】
ここはナービスのとある基地。
軍事機密であり基地名は伏せられている場所である。
最新兵器実戦テストを行う場所であり、一般人は立ち入り禁止である・

「開発主任、残念ながらYF-18に関する情報を入れたゴーストが行方不明になりました。」

「なんだと?一体どこで行方不明になったというのかね?」

「ハッ目下調査中であります。」

基地内が少々荒れている。
原因は最新鋭機YF-18に関する情報を入れたゴーストが行方不明になってしまったという。
現在調査中であり、1時間後には実働部隊も出撃する事態にまで発展してしまった。
これがラッキオ一家に一嵐を吹かせる事になる。

                      【ガリレオ級汎用空母サーベラス/現.ラッキオ屋母艦】

キオ「惑星ナービスでレアなジャンクパーツのオークションがあるのか楽しみだな~」

ジャンク屋ラッキオ屋の長男であるキオ・ラッキオ。
惑星ナービスで開かれているレアなジャンクパーツを手に入れるためお金を握りしめていた。
仲間を見捨てられないという熱血漢。
母親はメルトランである。

ジュリ「もうキオったらそればっかりなの?」

ジュリ・メルドーラ、不幸体質の少女。
サンダースがスピカ3の戦場跡で見つけたらしく、以前の記憶はないが軍服を着た事もあり軍人だと思われる。
以来キオと兄弟のように仲良し。

キオ「レアなパーツが銀河中から集められているんだ、戦闘中に無傷に近い程に廃棄されたデストロイドディホークが修理されたものがあるとかメカ好きとしてはワクワクするんだ。」

ジュリ「ワクワク?」

ラージャ「まったくジュリもキオの破天荒さとメカ好きにも呆れますね。」

キオの真面目すぎる兄ラージャ・ラッキオ。
真面目でクールであり破天荒すぎる性格、だが異母兄弟であり純粋な地球人である。
母親は若い頃病気で亡くしており父親が直ぐに再婚したためである。

                       ゴクゴクゴクゴク

サンダース「うぅぅ効くなぁぁぁ、ラージャ・ジュリそれがキオのいい所じゃないか。」

ラージャ「そうですか?」

サンダース「おうよ。」

サンダース・ラッキオ。
ラッキオ屋の主人である熱血漢であり暑苦しい男である。
かつて愛する妻をラージャが産まれた後に亡くなりラージャの了承の元メルトランと再婚した。

ライナ「キオは昔から好奇心が旺盛で困った子であるけど、仕事はちゃんとやってくれているから本当にいい子よ。」

ライナ・ラッキオ、サンダースの後妻の第1次星間大戦に参戦した経歴を持つメルトランである。
ただし戦士ではなく通信兵であり、28年経った今でも当時のままの若さを維持している。
先妻のラージャと養子的扱いのジュリを大切にしている。

家族一同はキオの興奮を止める事はなくほっといているが・・・・・
ラージャは・・・・・・・・・

ラージャ「しかし、暴走し過ぎるのもどうかと思いますが・・・・・・・・・・」

                            【惑星ナービス バザー会場】
                         ドゴォォォン

「馬鹿野郎!ここでぶっ放すんじゃねぇ!!」

「わりぃわりぃ砲弾が勝手に動いちまった・・・・すまねぇな。」

惑星ナービス、ウォルガー星系有数のジャンクマーケットのバザーが開かれる惑星である。
治安が悪いがジャンクパーツが高値で売れたり軍からの横流し品が売られているなどここの星系一の盛り上がりを見せていた。
密かに入国しているシェルバン人やシェナス人の傭兵やジャンク屋を見かける事がある。

キオ「おうおう盛り上がっているねぇ~」

キオはバザー会場に来て物凄い程に感動していた。
目の前にはお宝の山がたくさんあり過ぎた、中には軍専用の戦闘食品まで売られているのだ。

ラージャ「ウォルガー星系のバザー会場ですからね、ここの星系一の盛り上がりが・・・・・・・・ってキオは何処に行きました?」

ライナ「あ・そ・こ・よ。」

キオは家族から離れある物を見ていた。
それは・・・・・・・・・

キオ「あれはデストロイド・ディホーク、噂は本当だったんだな最新型。」

ラージャ「まったく・・・・・・・・私の話を聞いてませんか・・・・・・・」

キオの好き勝手癖に呆れる兄ラージャ。
すると何か様子が違う事を感じる。
ジュリがいないのである。

ラージャ「キオ、ここにいた父さんと母さんそしてジュリは見かけませんでした?」

キオ「そう言えばいないな~あいつら何処へ行ったんだ?」

キオとラージャは周囲を見渡す。
だが家族は見つからない。
一体何処へ行ってしまったのだろうか?
二人は家族を探しに周囲を探してみた。