ラウラ・ベルタリア
蒼い髪を持つゼントラーディ人(メルトランディ)である。
可変戦闘機と演習を行ってそれに一目ぼれしてマイクローン化し現在機種転換センターでお勉強中の女性である。
そして後にハヤテ・インメルマンの祖母になる女性でもある。

しかし彼女は可変戦闘機だけハマるのかと思っていたら地球のいろんな文化に興味を持った食文化にも興味を持った。
彼女は今までゼントラーディ経由の食事しか食べれおらず、いろんなバリエーションのある地球の食事というのは彼女にとって宝石箱のようである。
彼女は飛ぶ事と食べる事が趣味の一つというほど、グルメな性格になってしまった。

そんな彼女が一番好きなのはプリンである。
彼女が最初にプリンを食べた時にはなめらかな触感に感動したという。
それ以来、機種転換センター内に設置されているPXでは必ずプリンはカゴの中に入れると言いう。

そんなある日の事。

デワントン「茂人いる?」

桐原茂人の美人妻でありミリアの元副官のデワントン・フィアロである。
料理上手であり、ミリアも思わず感動するほどの料理の天才である。
おっとりとして優しく、誰もが羨む良妻である。
桐原本人もデワントンの事を愛しており、銀河最強の夫婦と言われている。
彼女は一応予備役軍人なので軍の検問を突破できる権利があり、よく料理を届ける。

ラウラ「デワントン2級空士長。」

ラウラが反応した。
ラウラはデワントンを尊敬している、ゼントラーディ軍時代はよく情報の交換をしていた程だ。

デワントン「ラウラ・・・・もうゼントラーディ軍じゃないのよ、普通にデワとか言ってもいいのよ。」

ラウラ「でも一応予備役でも上官ですし。」

デワントン「別にそんな事は気にしなくてもいいんだけど。(汗)」

デワントンは失笑する。
ラウラはああ見えてもゼントラーディ軍時代の上司部下の関係を大切にするほど忠実である。
このラウラの初期の性格をラウラ自身が孫であるまだまだ幼いアヤメ・ハヤテに話したが、自由人気質であるハヤテがドン引きしたらしい。
そして成長したハヤテはフレイアにも話したらしく、フレイア曰く「まるで天然ボケのミラージュさんみたい」と言ったとの事。

ラウラはデワントンが持っているカゴに注目する。


               クンクン

ラウラは甘い匂いがするので鼻をクンクンする。
この匂いはプリンの匂いだ。
しかし、いつもと食べているプリンとは違う匂いがする。
ラウラは更にクンクンする。

デワントン「・・・・・・・・」

その様子を見てジト目でラウラを見るデワントン。
思っている事は、【犬】か!である。

デワントン「ラウラ・・・・・・食べたいの?」

ラウラ「あっ・・・・・・」

ラウラは顔が赤くなる。
デワントンに自分が思っている事を言い当てられ照れる。

デワントン「別にいいわよ、結構あるし・・・・・はい。」

ラウラ「ありがとう・・・・(感動)」

デワントンからプリンとスプーンを受け取る。
プリンはいつも買っているプリンより大きい。
まるで食堂でいつも飲んでいるスープのお椀と同じ大きさだ。

ラウラ「まいう~」

ラウラはデワントンが造ったプリンを食べる。
いつもと違うタイプのプリン、濃厚で蕩ける味。
同じゼントラーディのデワントンがこれほどの料理を造れるなんて感動・・・・・
デワントンの料理上手に感動するラウラ。
するとデワントンはラウラにあることを聞く。

デワントン「ラウラは料理した事がある?」

ラウラ「えっ!?」

ラウラは料理がした事がない、よく食べるのに・・・・
ラウラはお勉強と訓練ばかりで料理する事はない。

ラウラ「ありませんね。」

と笑顔で言う。
ラウラは馬鹿正直に言った。
するとデワントンは・・・・・

デワントン「機種転換センターが卒業し一般部隊に配属されたら必死に練習しなさい。」

という、それに対し。

ラウラ「えっなんで!?」

ラウラはデワントンの発言に対する答えはそのけろっとえっなんでという。
デワントンは頭を抱える。

デワントン「まぁいいわ、いずれ理由は分かる事でしょうし・・・・・」

ラウラ「あっそう。」

ラウラはプリンを食べる事を再開する。
ラウラは一般部隊に配備されても当分は料理の練習をしなかった。
しかし、ラウラが本気で料理の練習をするようになるのはある人と付き合う事になるところだがそれは後の物語である。