2024.7.5. Thu.
〈僕の本棚シリーズ⑬〉このラムちゃんのフィギュアはフィギュアで有名な海洋堂によるものです。もえぎに誕生日プレゼントとして買ってもらいました。当時 3千円だったこのフィギュアは、今や 3万円の高額商品に。僕の所有しているもので一番高く、お宝ですな。奥には不朽の名著、ベルサイユのばらが有ります。よく写っていないけれど、DVD ボックスもありますよ。ベルサイユのばらは、少女漫画の金字塔ですな。
3:35 に目覚めた。階下に降りて一服。体が定まらないな。もう少し眠ったほうが良いようだ。布団に横になって、目をつむる。ほどなくして、眠りが訪れ、うとうとうとうとしだす。
次に目覚めたのは、5:35 だった。完全覚醒する。
蕎麦を作り、これを食す。
あ〜、美味かった。ごろり。
おっ、6時をまわった。セイコーマートに朝の買い物に行ってくるか。
買い物帰りに林に寄る。
野生のユリ、オオウバユリが開花の準備をしていた。
お気にのベンチに座り、菓子パンでアイスコーヒーをチュウチュウする。
たばこを一服。
朝の空気が美味しい。葉を透かす柔らかな陽光。
ただただボーッとしている。
さ、帰ろうか。
コンピューターのスウィッチオン。
エラーバー付棒グラフの作成にチャレンジする。
出来た。やっと相応しいマニュアルがあったのである。少しややこしいが、完璧。調子にのって、3枚の図を作った。
2005年のRILsと野生イネの分げつ数の高密度条件のもの、低密度条件のもの、そして密度反応のグラフだ。
8:30をすぎ、一通りの図が完成したので、布団に寝っ転がる。今日は訪問介護の日。イトウさんは、先週金曜日、コロナにかかったから、今日は来ないかも知れない。
サガさんかな?
印刷した図を眺め、確かにシミズさん(育種家)は、多けつの系統を選抜したことが分かる。しかし、密度反応性は一系統を除き、両親系統より高くない。しかもこの系統は、交雑後代の選抜に選ばれていない。つまり、多けつの系統ばかりを交配親として選んだことになる。野生イネより密度反応を示す系統は選抜されなかったのだと、表現型レベルでは示唆される。
密植でも疎植でも多けつの系統を選び、密なところではそれなりの、疎なところではより多けつの系統を選んだのではないことがわかる。
すっかり治ったイトウさんが訪問介護にやってきた。
食器を洗ってもらい、バスルームの通気口を掃除してもらう。あとは少し掃除機がけをしてもらう。契約時間よりだいぶ早いが、上がって貰うことにした。もうすることがないのだ。
少し図を論文向けに直し、印刷する。コンピューターをシャットダウン。充電にかけた。
さ、買い物に行こうか。
だいぶ暑いな。ワイシャツいっちょうでもダラダラ汗をかく。そういえば、腰の痛みが緩和されてきたな。やはり、あまり重労働ではなかったようだ。
帰りに林に寄る。タチアオイが盛りだ。
お気にのベンチに座り、買ってきた歌舞伎揚をTULLY'Sのアイスコーヒーで流しこむ。
今日の朝は良い仕事をしたな。グラフ化したことで、ずいぶん、選抜系統の特徴が見えてきた。
午後は細かい修正を繰り返そう。
水飲み場で遊んでいた幼児とお母さんは去って行った。携帯を見ると正午に近づいていた。飯の時間なんだろうな、と思った。
博士課程の頃は、上のチビの面倒をみながら、野外で研究をしていた。昼になって、あれ?チビが消えた?と思ったら、大学生をつかまえて、学食でちゃっかり奢ってもらっていたのだった。まったく、こまったガキだと思って、大学生に平謝りしたものだ。上のチビの上向き指向は、こういう環境で出来上がったものと見える。まだあの頃は北大ものんびりしていて、ゆうきより大人である学生は皆優しかった。
帰宅してざるそばを作る。今日はつゆに玉子を落とした。
ずるずるずる、ごくごくごく、ぷっは〜。ちょっと生タマゴが臭いかな?温かいつゆのときの方が生タマゴは良いみたい。今度から冷たいつゆのときは、生タマゴを落とすのは止めようか。
食休みする。
曇ってきたが、暑くて 30℃に達している。夏だな。
と、思う。
腹がおちついた。さて、グラフを論文向けに加工するか。
加工を終え、論文の執筆を少しする。
そうかあ、選んだ系統が野生イネより密度反応性が低くても、きたあおばがほとんど密度反応性を示さない場合、選んだ系統の密度反応の遺伝子がきたあおばに入り込めば、選んだ系統ときたあおばの交雑に由来する育成系統は、密度反応を示すかも知れないか。
と、振り返ってみたものである。
グラフィカルジェノタイプが必要だな。
まあ、それはまた数日後。
今日は、止めようか。もえぎも腹を空かして帰ってくるしな。
さ、お食べ。なんか、釜壊れたかも知れへん。米やわいな。
いただきまあ〜す。
ほんま、やわいわあ。
〈お兄ちゃん、海へ行こうよ。シリーズ⑤〉