2024.6.27. Thu.


〈僕の本棚シリーズ⑤〉河野和男は教室の大先輩。






1:53 に目覚めた。あ〜、よく眠った。完全覚醒したようだな。


階下に降りて一服。


戻ってたぬきつけ麺を作る。



ずるずるずる、ごくごく、ぷっはあ〜


ごろり。あ〜、美味かった。


2:46 か、仕事を始めようかな。


コンピューターのスウィッチオン。


染色体上での可塑性の遺伝子の確率的な位置を図に書き込んでゆく。


ふぅ。


出来た。




ごろり。

5時か。統計ソフト「R」の演習でもしようかな。


今日は食後眠くもならないし、快調だな。


第8章分散の検定までを終えたところで、6時をまわった。たばこなどを買いに新しくなったセイコーマートにゆこうか。


帰宅して、即演習を始める。第9章分散分析を終えたところで、7:30に近づき、コンピューターをシャットダウンした。


ごろり。


なんだか快調すぎて、怖いな。



こねこの林に行こうか。お日様がさんさんだ。


陽だまりが微妙に揺れている。






お気にのベンチに腰掛け、獲物をひろげる。




うぐいすは鳴かなくなったな。


どこかに行ってしまったものか…



統計ソフト「R」超入門を手に取り読んでいく。


読み疲れると、顔をあげ、緑を視界いっぱいにひろげる。




美しい。


また、読書をし、第 10章回帰分析を読みあげた。


さ、買い物へゆこうか。


おや?


タチアオイの花が咲きはじめた。林の気温は低いからここのタチアオイの咲きはじめは遅い部類に入る。北国に夏が始まることを意味している。





今日で引き落としは全て済むので、通帳記入したところ、5千円余っていた。7月 1日まであと4日。1日千円でなんとかなるか。ギリギリだな。



帰宅して、冷やしたぬきそばを作る。気温が上がってきて、冷やしそばが美味しい。




ぷっは〜、ごろり。


今日の仕事は終い。あとは、通院に集中しよう。


診察は14:00からだから12:40 かな?外出。


それまでは休もうか。今日は未曾有の躁状態が現れ、眠れなかったが、まったく眠い状態が来ず、正午を迎えている。





誰が言ったか知らぬが育種は小進化の実践である、というセリフを聞いたことがないだろうか?ところが、小進化を研究している育種学教室は海外にあっても日本にはないのである。


ガラパゴス化した日本の育種学のシーンをよそに海外の小進化の研究は目覚ましい展開を見せている。近年の海外の小進化のトレンドは、遺伝子型と表現型が一対一の対応をする図式を乗り越え、遺伝子型と表現型が一対多の図式を基盤にしている。なぜ一対多になるかと言えば、一つの遺伝子型が環境に積極的に応答することが広く深く認識されるようになったからである(S2002)。応答する環境種については相対的にミクロとマクロに分けられている(DD)。ミクロな環境変動に()応答するメカニズムに発育不安定性があり、マクロな環境変化()に応答するメカニズムに表現型可塑性がある。前者については、育種とはなにかについて極めて重要な示唆を与えるが本稿では触れない。本稿では後者について述べる。


ラボの技術者と話していると、遺伝子によって説明出来ないから遺伝子でないもの=環境という認識が色濃い。しかし、量的遺伝学では、この環境に遺伝子型✕環境相互作用と純粋な意味での環境効果である環境偏差が含まれている。遺伝子型✕環境相互作用をソースとする表現型可塑性ににここ数十年のスポットが浴びせられているのである。先行する表現型可塑性の研究は、進化生物学者達、量的遺伝学者達、進化生態学者達、理論生物学者達によって固められ、今まさにQTL解析のような実証型の遺伝学的解剖が始まろうとしている。


しかし、育種学会の雑誌なので育種に資することのない概念は省略し、育種に関係のある概念に触れていく。関係のある概念としては、反応基準、表現型可塑性の隠蔽変異、表現型可塑性のコストが挙げられる。各トピックごとに手短かに概説したあと、Shijoh et al (2024) のQTL解析の事例によって概説を補う。この段階で読者は環境が無視出来ない積極的ファクターであることを実感すると思う。ついで、終わりになるが、表現型可塑性の育種の可能性を簡易に論じる。以前、北農研の育種家である清水博之とアルバイトの著者は可塑性の育種について育樹学会で発表したが、可塑性を野生イネから栽培稲に取り込んだという決定的証拠は現在においてもない。それは清水氏が北農研を離れ、著者が解雇されることによって、研究ができなくなったことに依っている。しかし、野生イネを使った育種の初期過程は検証できるので、そのポイントについては触れることができよう。


QTL解析は、本来マーカー育種をするためではなく、育種家の選抜法に寄与すべきだと思っている。そこで、QTLの結果が、可塑性の育種に今後どう役にたつかについても各トピックごとに触れておく。




呼ばれた。


僕は眠りが 1時間とか 10時間とか安定しないことを述べた。担当医は、1日のリズムを記す表を僕に渡し、これに1日のアクティビティをまとめてみて欲しいという。あまりにめちゃくちゃすぎて、傾向が見えないからだ。


表を受け取り、手短な診察は済んだ。睡眠薬の増量は見送ることにした。



[なの花薬局]に移動し、薬が出来上がるのを待つ。


すぐに出来上がる。






ああ、なんか飯作りたくないな。


馴染みの居酒屋でカレー食って行こう。


もえぎに外食してきて、と電話しておこうか。



わ~い。カレーだぁ。








〈ジューンブライドシリーズ⑩〉